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以前、少しばかりアフィリエイトをやっていたことがあります。
そのときにAmazonの商品を紹介したくて「Amazonアソシエイト」のアカウントを取得したのですが…その後、なんだかんだでアフィリを一切やらなくなりました。
今更ながら再度やってみようと思ったとき、以前と今とでは状況が変わっている様子。
改めて調べ直していくと、わからない言葉もいくつかありました。
PA-APIだとか、アクセスキー、シークレットキーって何?とか…
調べてもすぐ忘れちゃうので、今回はその備忘録がてら、Amazonアソシエイトを使う上で必要なことをいろいろと書き綴っておくことにします。
Amazon商品のアフィリエイトについて
Amazon商品のアフィリエイトをするなら、2つの方法があります。
※ASP…アプリケーション・サービス・プロバイダ(Application Service Provider)の略。
さまざまなアフィリエイトサービスを提供している事業者のこと。
「Amazonアソシエイト」は、Amazonの公式アフィリエイトサービス。
「ASP」は、Amazonのアフィリエイトサービスを代行している業者。
どちらかを取得することで、Amazon商品をアフィリエイトすることができます。
つまり、つながりはこうなりますね。
「Amazon ― 自分」あるいは、「(Amazon) – ASP ― 自分」
Amazonアソシエイトのアカウントを取得するには
Amazonアソシエイトのアカウントを取得するには、まずアカウントを作成してサイトを登録し、審査してもらう必要があります。
Amazonアソシエイトの審査は難しいと言われています。
私がアカウントを取得したときには今ほど厳しくなかったと思いますが、それでも一度は審査に落ちました。
現在では180日以内に売上が3件以上必要という条件が入っていて、このハードルが高いようです。
それでも、やってみなければわからないので、興味がある方は是非挑戦してみましょう。
「Amazonアソシエイト」
合格できると、喜びとともに自信にも繋がります。
審査に合格したら、アカウントをそのまま継続してアフィリエイトをすることができます。
不合格ならば、アカウントは使えなくなります。
しばらく地道に記事を投稿してサイトを成長させていき、頃合いを見て再挑戦すればいいので、気長にやっていくといいでしょう。
再度Amazonアソシエイトの審査に挑戦する際には、アカウント作成からやり直します。
再挑戦するまでの間は、ASP経由でAmazon商品をアフィリエイトするといいでしょう。
Amazonアソシエイトについての詳細は、エックスサーバーさんでも詳しく紹介されていますので参考にどうぞ。
「エックスサーバー」
ASP経由でAmazonと提携するには
簡単にAmazonと提携したいのなら、ASP経由がおすすめ。
「もしもアフィリエイト」は、Amazon以外にも楽天やYahooショッピングなどの取り扱いもあり、各設定などに手間をかけたくない場合は便利です。
「もしもアフィリエイト」
ただし当然ですが、直接Amazonアソシエイトを使うよりは利益率が下がります。
のちに「Amazonアソシエイト」の審査で合格できたなら、「もしもアフィリエイト」経由のAmazonアフィリをやめて、公式の「Amazonアソシエイト」のアカウントを使ってアフィリエイトをしましょう。
これからサイトやブログをやってみたい方には、エックスサーバーがおすすめです。
>> 【初心者向け】ブログの始め方完全ガイド!立ち上げから収入を得る方法まで
※エックスサーバーの該当ページに飛びます。
審査合格したサイト以外は、追加登録が必要
Amazonアソシエイトの審査に合格すると、合格したサイトでアフィリエイトができるようになるとともに、合格したサイト以外のメディアにも、アフィリエイトリンクを貼り付けることができます。
ただし、その際に注意!
Amazonのアフィリエイトリンクを掲載するメディアについては、全て登録する必要があります。
※今現在(2023年9月時点)では、追加したメディアについての審査はないようです。
登録はAmazonアソシエイトにログインして行います。
Amazonアソシエイト(ログインが必要)
「ウェブサイトとモバイルアプリの変更」
↑直接、該当ページに飛びます。
具体的な手順は次からどうぞ。
メディアを追加登録する手順
- Amazonアソシエイトにログイン
- 左上の自分のアカウントにカーソルを置く
- ドロップダウンメニューから「アカウントの管理」を選択
- 「 ウェブサイトとモバイルアプリの変更」を選択
- 該当する場所にURLを入れて「追加」
下の枠内に、合格したサイト以外に目的メディアのURLが入れば完了。
モバイルアプリの場合は右側の枠内に追加し、下に入れば完了です。
amazonのAPIについて
AmazonのAPIである、PA-APIというのは、Amazonで次のように記載されています。
Product Advertising API (PA-API) は商品情報や販売金額などを取得することができるAPIです。PA-APIはキーワードによる商品検索APIや、特定の商品の詳細情報を取得するAPIを提供しています。
Amazonアソシエイト
PA-APIは、以前はAmazonアソシエイトのアカウントを持っていれば全員使えたようですが、現在では一定の条件を満たしたアカウントでなければ使うことができなくなりました。
そして一度その条件を満たして取得したとしても、継続できなければやはり失効してしまうようです。
しかしPA-APIがなくても、そもそもアフィリエイト自体は使うことができます。
Amazonのサイトへ行って「Amazonアソシエイトツールバー」から直接リンクを発行し、これをサイトに貼り付ければアフィリエイトはできるのです。
ひと手間かかるけれども、これで充分。
それでも、PA-APIが使えると何かと便利なのですよね。
まずは、自分がPA-APIを使える状態かどうかを確認してみましょう。
PA-APIが使える状態であるかを確認する方法
PA-APIを取得されている場合は、
アクセスキーとシークレットキーが取得できます。
↓直接、該当ページに飛ぶならこちらから。
「Product Advertising API」
具体的な手順は次からどうぞ。
PA-APIがあるか確認する方法
- 「amazonアソシエイト」にログイン
- メニューから「ツール」-「Product Advertising API 」を選択
- 「Product Advertising API 」のページの下方に「PA-APIの利用開始」という項目があり、「PA APIアクセスのリクエスト」ボタンが出ていれば、PI-APIが利用可能な状態です。
PA-APIのアクセスキーとシークレットキーを取得する
PA-APIを使わないのなら特に取得する必要はないのですが、せっかくあるものは使わせていただきましょう。
ちなみにAmazonアソシエイトでは、APIの利用について次のように書かれています。
PA-APIを使用するためにはプログラミングのスキルが必要
[重要] PAAPIはセルフサービスでのご利用を前提としており、Amazonでの技術的なサポートは現在行っておりません。
私にはプログラミングのスキルはないのですが、PA-APIを使ったサービスを利用したいので、取得したいと思います。
PA-APIの「アクセスキー」と「シークレットキー」を取得する
PA-APIを取得するには、先程の「PA APIアクセスのリクエスト」ボタンを押下します。
すると「認証情報のダウンロード」という画面に切り替わり、
AmazonのAPI(PA-API)の「アクセスキー」と「シークレットキー」が表示されます。
アクセスキーとシークレットキーはこのページからコピーすることもできますが、
「認証情報をダウンロードする」ボタンを押下すると、エクセルの「.csv」形式でダウンロードされるので確実です。
また、これは90日ごとに更新する必要があります。
しかし条件を満たすことができなければ、30日くらい(初めは60日)で使えなくなるようです…。
PA-APIは、一定以上の売上実績がなければ利用できません。
しかし今は無くても、のちに条件をクリアできれば、再度取得することができるようです。そして新たにサイト等を追加登録したときにも、一旦使えるようになる?ようです。
今回私が取得できたのは、おそらく新規にサイトを追加したからだと思われるので…。
数日前まではPA-APIが使えそうにない画面だったのですが、サイトを追加して数日経った今日、画面の表示が変わっていましたからね。
(↑使ってみようとしたところ、やはり条件をクリアできていなければ使えないようです。ならどうして表示されたのか…?は謎のまま)
>> Product Advertising API(以下PA-API)を利用するための要件
※Amazonアソシエイトの該当ページに飛びます
PA-APIが取得できないなら、代替えしてくれるサービスを使おう
PA-API取得のハードルは高く難しいようなので、弱小サイトでは取得は無理かも…?
なんて、私もつい数日前まで思っていました。
でも心配する必要はないのです。
PA-APIがなくても、Wordpressを使っているのなら、
「ポチップ(Pochipp)」というプラグインがとても便利。
ブロックエディタを使っているのなら尚更。
ポチップはブロックエディタに特化したリンク管理サービスなのです。
では、旧エディター(クラシックエディタ)では使えない…?
もちろんそのままでは使うことができませんが、ひと手間加えれば可能です。
ポチップを使いたい記事だけブロックエディタに変換することで、使うことができるのです。
私はずーっと旧エディターを使ってきた身…
ブロックエディタの使い方はさっぱりでしたが、なんとかなりましたよ~。
できることはやってみる。
できないことは、できないなりにコツコツと積み上げていきましょう~。
そうすることで、今よりは少しずつ向上していくものです。
(…と、自分を鼓舞しつつ。)