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蛍光灯の紐が切れたり戻らないときの原因から修理の方法まで

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

蛍光灯の紐は外や内側で切れるけど直すのは簡単
うちは家が中途半端に古いので、
いろいろなものが古くなってきています。

そのひとつが蛍光灯。

紐(ヒモ)が切れたなんてことは
もう何度もありました。

紐の切れ方にもいろいろあるんですけど、
もちろんどこが切れたのかによって
対処が異なります。

そしてさらには紐が切れだけではなく、
紐が出ている部分の内側にある
スイッチのようなところが壊れちゃった
ということもあるのですよ。

ときおり起きるちょっとした不具合で
わざわざ電気屋さんを呼ぶのも気が引ける…

まずは自分でどういうことなのかを
確認してみるわけです。

そして自分でできそうならば自分で直す。

できるだけ自力でやって、
だめならば専門業者さんに頼もうかと。

あまりに簡単な修理で電気屋さんを呼ぶのも
わるいですし、簡単すぎる修理で出費が
かさむのもちょっと…きびしいですよね~。

蛍光灯のカバーより外側の紐が切れた

まずは外側に見える場所の紐が切れた場合。

これ、うちは何度も経験しました。
この修理は一番簡単~!

というか、修理というほどのことでもないですね。

蛍光灯の内側から出ている紐が無事に残って
いれば、これに新たな紐を引っかけて
結ぶだけ。

その紐は何でもいいのです。

蛍光灯のスイッチひもとか市販されています
けど、特にそれでないといけないという
こともないのです。

うちでは紐が切れたときに丁度いい紐が
なかったため、着物の帯紐をつなげて
吊るしたこともありました。

値段的には安いものでしたけど…
今思えばなんだかもったいないので、
以前買った手芸の紐と交換し直しましたよ。

他の部屋の蛍光灯には、
家にあった適当な紐に、光を吸収して
暗闇で光るアイテムを通して
なかなか楽しく便利に使っていましたよ。

蛍光灯のカバーより内側の紐が切れた

一見すると、先程と同じように
スイッチ紐が切れただけのように見える
かもしれないのですが…

蛍光灯の内側から出ている紐が切れて
しまうと、蛍光灯のカバーを外さないと
いけなくなるので少々面倒です。

しかしむずかしいわけではないので、
ぜひやってみましょう。

まずは蛍光灯の接続を外す

まずは蛍光灯を取り外して、カバーを外すという作業をしなくちゃいけないですね。

蛍光灯を外すには、天井からぶら下がって
いる元の接続部分(シーリングというらしい)
を90度水平にひねって外します。

シーリングは角型や丸型などがあります。
実際にやってみるとけっこう簡単。

取り外した蛍光灯のカバーを外す

蛍光灯を取り外すと、
まずは蛍光灯のカサを外します。

カサは上から被せてあるだけなので
簡単に外れます。

つぎに、蛍光灯の下側のカバーを外します。

カバーは、うちの蛍光灯で言えば
3つのネジで固定されています。
(蛍光灯の種類によります)

この3つのネジを全て外すのですが、
このネジは同時に蛍光管を固定する金具が
挟まれているので、金具の向きを覚えて
おきましょう。

3つのネジを外したら、カバーを外します。

プルスイッチに紐をつなげる

中心部にスイッチみたいな装置があるのが
わかると思います。

うちのは中が見える状態でしたが、
もしかしたらプラスチックのカバーが
取り付けてある場合もあるようです。

この中身が見えれば、金具に紐を通して
つなげるだけ。

プルスイッチの紐

蛍光灯の中のプルスイッチへの紐の通し方

プラスチックの上から横の穴へ紐を通す。
そしてプルスイッチの穴の部分に
上から紐を通して反対側から出た紐を結び
切ります。

手順は反対からでもどちらでもいいです。

写真では一本の紐ではなく複数本ですが、
これは以前、一本の紐でつないでいたところ
数年経っては切れて…ということを繰り返し
たために、数本を束にしてつなげています。

切れやすさは紐の種類によりますね。

ちなみに右側の太めの紐は別の意味で括って
いるので、ここでは無視してくださいな。

写真のように紐を通せば大丈夫。
念の為に何度か紐を引っ張って、
正常に動作するか確認してみましょう。

通常使うように、紐を引っ張ることで
カチッ、カチッ、カチッと動けば問題なし。

あとは解体した逆の手順で
元に戻しましょう。

蛍光灯の紐が戻らない~ウチの場合の顛末

蛍光灯を使っているうちに、
紐が突っ張った状態で引っ張れない!
ということはないでしょうか。

この状態のときには、
少し勢いをつけて引っ張ると直ったり、
しばらく置いておくと正常に戻ったりする
こともあります。

しかしこの状態が何度か続くと、
しまいには突っ張ったままで動かない、
電気がつかない、あるいは電気が消せない
という状態になってしまいます。

これは、蛍光灯のカバーの中にある
プルスイッチが引っかかって動かない状態に
なっているために起こるようです。

この修理は何度かやったはずなのですか、
もう何年も前のことなのでどう改善したのか
覚えがなく…

この改善策についてネットで調べてみると、
動きが悪くなっているからと油を差す、
という方法がいくつか見られました…。

しかし私はどうもこれには抵抗があり…
(しかも以前はそんなことはしていないし)

そこで電気屋さんのサイトで見ると、
やはり電気器具に油というのは危ないので
やめましょう~ということでしたよね。

そうですよね…下手すれば発火しそう。
私は全くの素人なので、思い切ったことは
できません^^;

じゃあどうするのかと。

記憶を辿ってみると、
たしかうちのはちょっと破損していたような
気がするよね…それで無理くり使っていたような…

ということを思い出したので、
正常なプルスイッチの状態について
調べてみることにしました。

するとやはりうちの場合は破損していたから
こその不具合のようでしたよね。

プルスイッチの金具位置

プルスイッチの金具の位置を修正

スイッチの横に変な紐が見えていますが…
この紐がヒントでした。
ちなみに写真は修理後のもの。

スイツチ部分の長方形の金具を抑えるために、
通常はプラスチックで固定してあるのですけど

ウチのは、この部分が経年劣化によって
破損してしまっていたのですよ。

それで試行錯誤して、紐で長方形の金具の
位置を固定していたのですけど…

これが数年経って紐がゆるみ、再び
金具が外れて固定されなくなったことが
今回の動作不良の原因。

金具が不安定な状態にあったために、
スイッチが正常に動作せずに引っかかって
しまっていたのです。

これがわかればあとは簡単。
なんとか金具が固定されるように、
紐で引っ張って固定します。

ウチのこの場合には、紐を下に引っ張る
ようにすることで、なんとか位置を保てます。

何度かこの状態で、電気を点けるときの
紐を引っ張ってみると、正常に動きました。

やれやれですね。

蛍光灯はとくに、陽が明るいうちに
さっさと修理しておきたいものです。

うっかり放置してしまうと、
暗くなってから困りますもんね。

蛍光灯の紐がどこで切れたのかによって、
修理は簡単だったり面倒だったりしますけど

まぁ完全に破損していない限りは
そんなに難しいことでもないですので
さっとやって終わらせてしまいましょ~ね。

[関連記事:蛍光灯を交換しても点かないときの原因と対処]

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