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音が聞こえる範囲は年齢により人による!基準はどのくらい?

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

音は全身で感じて耳で一部を聞く
音が聞こえるって幸せなことですよね。

先日、音について調べていた中で
気になることがありまして。

ついでにちょっと調べてみようと
手を伸ばしたのですが…

 

結果、かなりショックを受けることが
ありました。

同じような人がいるかも知れないので
ちょいとまとめておこうと思います。

 

なにがショックなのかというと、

「耳の聞こえ」について。

耳の聞こえについて

子供の頃に中耳炎をやってまして…
何回やったかな?

たぶん鼻炎からの中耳炎なんですけど。

そのせいか、昔からあまり
耳の聞こえがよくないのです。

とはいえ、まぁ普通に?
音は聞こえるし。

合唱やってたし吹奏楽やってたし。
大人になってから三味線もやってた。
音の違いはわかるし音階の違いもわかる。

まぁこれは若い頃の話ですが。

 

じゃあ何が聞こえにくいのかというと…

「会話の内容が聞き取りにくい。」

聞き取りづらいし聞き間違いも多い。
いつからか耳管開放症にもなっているので
なおさら。

んで、さいきんめっきり聞こえづらさが
増している自覚もあります。

そこで、こんなのを見つけちゃったの
ですね。

[Youtube:あなたはどこまで聞こえる??耳年齢診断(聴力測定)]

題名の通り、
耳の聞こえを測定する動画です。

 

私は実年齢40代半ばなのですが…
結果は60代手前くらい…( ゚д゚)ポカーン

しかしコメントを見ると、10代、20代の
若い人であっても結果がよくなかった人が
いるようですね。

イヤホンやヘッドホンは要注意。

音が聞こえる範囲

低い音から高い音。
人の耳に聞こえる音~聞こえない音まで。

音の範囲は幅広いものです。

では、人の耳に聞こえる範囲とは。

モスキート音

モスキート音という言葉を聞いたことが
あるかもしれないですが

このモスキート音とは、
キーンという不快な音のこと。

17,000Hzくらいの高い周波数なのですが、
じつはこの音、

10代くらいの若い人にしか
聞こえないのです。

 

数年前に話題になりましたが、
公園などで夜中にたむろする若者たちを
寄せ付けないようにするために、
若者が嫌がるモスキート音を流している
のだとか。

その他にもネズミよけの
「超音波防鼠器(ちょうおんぱぼうそき)」
なるものがあるようです。

これはさらに高周波の20,000Hz前後。

 

じつはこの音、
10代未満の子には聞こえてしまい、
ものすごく不快だとか…

もしこれで赤ちゃんが泣いたとしても
親世代には聞こえない。

聞こえすぎて、イヤな音が聞こえてしまう
というのもツライものですね。

人に聞こえる範囲の音

ではそもそも人に聞こえる音は
どのくらいの範囲なのでしょうか。

その範囲は意外と幅広く、
20Hz~20,000Hzといいます。

すべての人がこの範囲の音を聞き取れるか
というとそうではなく、

先程のモスキート音のように
年齢によって聞こえる幅が違っていたり
するわけです。

 

人の耳が一番聞こえやすいのは
2,000Hz~5,000Hzのあたり。

この範囲よりも
とくに高い音(高周波音)が加齢によって
聞き取りにくくなるということです。

 

耳が遠くなったお婆ちゃんに、
高い声の人が話しかけても通じないが、
低い声の人が話しかけると通じることが
あるということを聞いたことがあります。

しかしこれはどうやら女性の声での話。

男性の声は低すぎるので、
逆に聞こえにくいみたい。

私もテレビでドラマとか見てても、
男性の俳優さんによっては
聞き取りにくい人がいるのですよね…
(単に音量や滑舌もあるかもだけどね)

 

年齢ごとのテストは
こちらのサイトが参考になります。

[パナソニック補聴器:聞こえチェック]

こちらでも60代目安の10,000Hzは聞こえた
けど、50代目安の12,000Hzは聞こえず…

めっちゃ音量上げたら微量に聞こえたり
聞こえなかったりでした…。

やばい。

電話では聞こえない音

音といえば…
むかしこんなドラマありました。

探偵モノか刑事モノのドラマで、
スズムシの音は電話では聞こえない、
というもの。
(古畑任三郎だったかなぁ~?)

 

たしかに電話で伝えられる周波数は
限られていますが、電話の機能として
人の会話が伝わればいいのです。

  • 電話で伝わる音:300Hz~3,400Hz
  • 人の声の周波数:100Hz~1,000Hz

実際の話し声の周波数の目安は次の通り。

  • 男性の話し声:100Hz~500Hz
  • 女性の話し声:200Hz~1,000Hz

人の話し声は、言語によっても
周波数が異なるようです。

 

虫の音は人の声より周波数が高い。

  • スズムシ:4500Hz
  • コオロギ:4,000~5,000Hz
  • セミ:1,000Hz~10,000Hz

セミの鳴き声は数字から見れば
電話越しで聞こえそうなのですが、
どうやら大きく鳴くのは
5,000Hz~6,000Hzくらいだということ。

やはりセミの鳴き声も
電話越しには聞こえないようです。

[関連記事:蚊の音が不快なのは]

 

そしてもう一つ。

夏の風物詩である、
風鈴の音も電話越しには聞こえない。

リィィーーーーンと
電話越しで聞こえれば涼し気ですが、
風鈴の音も澄んだ高音。

風鈴の種類にもよるのでしょうけど、
3,000Hzから20,000Hzにもなるようです。

電話越しに心地の良い環境音が聞こえれば
相手が居る場所の雰囲気までも
受け取ることができるでしょうにね。

 

それにしても…耳は大事。
聞こえるって大事。

もっと耳を大切にすることを
心がけようと思います。

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