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部屋の照明の選び方~確認が必要な3つの項目と、4つの好み

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LED照明~シーリングライトを選ぶ条件
近年、昔からの蛍光灯の価格が高くなって
いるなぁ~と感じていたのですが…

それもそのはず。

国が2030年までに、照明をLEDなどの効率
次世代照明へ100%切り替えることを目指す、
といっているので…

各企業は従来の照明の生産を次々に終了し、
LEDへ切り替えていっているからなんですね。

なんでまたこんな話をするのか
ということなんですが、

うちの蛍光灯器具もひとつ、
買い替えが必要になったからからなのです。

自分で修理をし、だましだまし使い続けていた
のですが…もう限界がきちゃった。

てことで、蛍光灯に変わる照明を選んで
購入しないといけないことになったわけです。

そこで、調べたことや購入時に必要なことを
まとめてみました。

一般的な部屋の天井照明の種類

今の世の中、冒頭で書いたとおりの状況。

また蛍光灯の器具を選ぶ…ということが
もうできないのですよね。

なのでLED一択なわけですが…。

ではLEDの照明器具って一体どんなものが
あるのか、ということで調べてみることに。

 

一般的な部屋の天井に設置する場合の
照明器具としては、主に2つあります。

  • ペンダントライト

天井からコードなどでぶら下がる形のもので、
従来の蛍光灯の照明に似た形のものから
オシャレ系のものまでいろいろあります。

  • シーリングライト

天井に張り付くような形で設置する照明器具。
位置が高いので、従来の蛍光灯より部屋全体を
照らすことができます。

 

蛍光灯と似た形状のものや、
オシャレ系を選びたいのなら
ペンダントライト。

シンプルなデザインで
照明として機能的に使いたいのなら
シーリングライト。

といったところでしょうか。

 

ここではこのシーリングライトについて
書いていくことにします。

部屋の照明の選び方~3つの項目と4つの好み

まず、照明を選ぶときにはどんなことを
確認しておくといいのでしょうか。

【確認が必要な3つの項目】

  1. 自分で取り付けができるか
  2. 天井が取り付けのできる形状か
  3. 部屋の大きさに合っているか

【好みで選ぶ4つの機能】

  1. デザインにこだわりがあるか
  2. 明るさを変えたいか(調光機能)
  3. 色を変えたいか(調色機能)
  4. その他の機能が必要か

はじめの3つは必須の条件。
あとの4つは、好みによるところですね。

自分で取り付けができるか

自分で取り付けができるのか。
これ重要。

照明器具の取り付けは、
基本的には素人でもできる簡単なものです。

ただし、部屋の照明器具の取付口が、
新しい照明に対応しているものである
必要があります。

【確認が必須の部分】

  • 引掛シーリングの形

引掛シーリングとは、正しい名称を
引掛シーリングローゼットといいます。

これは照明器具のコンセントのようなもの。

この引掛シーリングの形が
新たに購入する器具と合っている場合には、
自分でも簡単に取り付けることができます。

しかし形が合わない場合には、
電気工事が必要になります。

 

そこで、照明器具を取り替える部屋の
引掛シーリングの状態を、あらかじめ
既存の照明器具を取り除いた状態で
スマホで撮影しておくといいでしょう。

家電販売店などで照明器具を購入する際に
店員さんに写真を見せながら相談できるし、

形状が合わなければ、取り付け工事を
やってもらえるか、いくらかかるのかなどの
確認をすることもできます。

 

ちなみに私の部屋の引掛シーリングは
古すぎて、少し違った状態だったので
結果として工事をすることになりました。

これについては後で書きます。

天井が取り付けに適している形状か

シーリングライトは基本的に、
平らな天井でないと取り付けることが
できないようです。

和室の天井のように木の出っ張り部分に
引掛シーリングがある場合、
ライトが不安定になるので取り付けができず、

また、引掛シーリングの周囲に突起物があると
シーリングライトの幅が入らないため、
設置ができないのです。

このような天井の場合には、
コードで吊り下げるタイプの
ペンダントライトがいいようですね。

部屋の大きさに合っているか

シーリングライトにかかわらずですが、
部屋に照明器具を設置するときには
部屋の大きさを考える必要があります。

部屋の大きさによって
必要な明るさが変わってくるからです。

この明るさを示すものとして
ルーメン(lm)という数値があり、
数字が大きいほど明るいことを表します。

 

そして部屋の大きさに対しての
ルーメンの数値には基準があり、
これは畳数で表されています。

例えば、
~6畳の場合:
基準は3200lm、範囲は2700~3700lmの間。
~8畳の場合:
基準は3800lm、範囲は3300~4300lmの間。

 

数値では覚えにくいし、
なんだかよくわかりにくいのですが、

電気屋さんへ行くと、○畳用に最適、
などと畳数で書いてあるので、
これを目安にしておくといいでしょう。

 

近場の電気屋さんでは4.5畳~6畳、6畳~8畳
という表示がされていて、
これってどう選んだらいいのか…

ということで店員さんに確認したところ、
ひとつ大きい畳数のものを選ぶほうが
いいですよということでした。

デザインにこだわりがあるか

シーリングライトは全般にシンプルな
デザインが多いイメージですが、

ちょっと高価に見えるものや、
特殊な機能が付いた変わったタイプの
デザインものもあります。

明るさを変えたいか(調光機能)

シーリングライトの多くは、
明るさの調整が細かくできます。

そして明るすぎるときにも、
目にきつすぎず優しいタイプなど、
目に配慮された製品などがあります。

これは電気量販店やホームセンターなど、
展示販売されているところで
実物を見るほうが選びやすいでしょう。

色を変えたいか(調色機能)

LEDの色のタイプは主に3種類。

  • 電球色:暖色系の橙色の光
    …リラックスしたいときに最適
  • 昼白色:自然に近い白っぽい光
    …周囲のものの色が自然に見える
  • 昼光色:寒色系の青白い光
    …文字を見るときに最適

シーリングライトには、これらの光の色を
変えられる機能を持つものがあります。

 

【色の変化】

  • 昼光色→昼白色→白色→温白色→電球色

朝→昼→夜と、時間帯や用途などに合わせて
光の色を変えることができます。

その他の機能が必要か

シーリングライトには、その他にも多彩な
機能を持つものがあります。

  • リモコン(ほぼ付いています)
  • タイマー
    (起床時on、就寝時off、留守番機能など)
  • Wi-FiやBlutooth対応
  • 音声対応
    (音声認識AI搭載、スマートスピーカー対応等)
  • スピーカー搭載
    (スマホの音楽やテレビの音を流せる)
  • センサー
    (人感、照度、温度・湿度、見守り機能)

などなど…
もはや照明だとは思えないほどの機能満載の
シーリングライトもありますよ。驚いた。

自分の部屋に選んだシーリングライト

さきほどまでに上げた条件で、
自分には何が必要で何が不要なのかを整理。

そして購入する製品を選び決めました。

自分なりの照明選びの条件

どうせ選ぶのなら、
自分の希望を満たす照明を選びたい。

私が照明に求める機能の条件は2つ。

  • 光の強さ(明るさ)が調節できること
  • 色味の調節ができること

それは日頃から、PC作業をするし読み書きも
するし、絵を描くし…ということから。

これってけっこう一般的な希望かと思います。

LEDに変えるメリットは
コストが安いとか色々ありますが、
自分にとってはなにより、
光量が変えられるということが重要でした。

自室でパソコン作業をするにあたって、
蛍光灯が眩しく感じていたため、光量が
変えられるというのはとてもありがたい。

そしてさらに、白い光よりも黄色い光の方が
好みなので、色味についても気にしたい。

他の機能はとりあえず不要。
あと確認が必要な条件は2点のみ。

  • 引掛シーリングの形状
  • 部屋の大きさと明るさ

引掛シーリングの交換が必要だった

古い・新しい角型引掛シーリングの違い
先にも書きましたが、
私の部屋の引掛シーリングは古すぎました。

念のためにあらかじめ写真を撮って行ったのに
確認をし忘れたまま購入。

帰ってから、いざ設置!ってところで、
あれ?接続できない…ってことになり…

再度、購入した電気屋さんへ行くことに
なりましたのですよ~。あはは~。

 

そして工事日を決めて料金を支払い、
後日、引掛シーリングの交換から、購入した
照明器具の設置までをしてもらいました。

工事費は2000円ちょっとくらい。

 

うちに付いていた引掛シーリングは
角型と形状は似ているものの、
より古い時期に付けられたものだったので

部品下部のネジが当たってしまい、
新しいシーリングライトの部品の取り付けが
できなかったのです。

 

で、新しく丸型の引っ掛けシーリングに
交換されて、シーリングライトは無事に
設置されたのでした。

角型の引掛シーリングは古く、
丸形と比べると耐重量も少ないため、
その電気屋さんでは新しく交換する際には
丸形に付け替えているのだそうです。

 

蛍光灯はシーリングライトよりも重いので、
角型の引掛シーリングに蛍光灯を付けていた
お宅で、蛍光灯が落下してきたということも
たまにあるそうです。こわっ。

だから古い蛍光灯なんかは、鎖で吊るして
いたり、補助金具などで止めていたり
するのですね~。納得。

部屋の大きさと明るさ

私の部屋に以前あった蛍光灯は
30形+40形のものでしたが、

これはどうやら8畳用だったようです。
私の部屋は6畳なので1つ大きいタイプ。

蛍光灯を両方点けると眩しく感じ、
1つ消して40形だけ点けている状態でも
直接視界に入っていたせいか、
少し眩しい感じがしていたのです。

だから1つ大きい8畳用でくなくても
6畳用でいいかな…と思ったのですが、
暗いのもまたいけない。

歳を重ねると光を感じにくくなるそうなので、
やはりある程度は明るいほうがいい。

LEDの場合、明るければ暗めに調整できるけど
フルで暗ければどうにもならないので、
やはり店員さんのおすすめどおりに

4.5~6畳用ではなく、1つ大きい6~8畳用の
シーリングライトを選ぶことにしました。

照明器具を選び、設置し終えて

私の場合は普通に使えればいいので、
普通に使えて機能的であればいいかなと。

なのでデザインとか他の機能とかは二の次~。

調光機能と調色機能さえあれば
よかったのです。

そして、日本製であればいいなと。

 

そういうことで、私の部屋の照明器具選びと
設置は無事に終了しました。

機能などは上を見ればキリがない。
しかしその部屋や家族にとって必要ならば
その機能を付けるほうがいいでしょう。

 

シーリングライトは蛍光灯と比べると
長くもつようで、
途中で交換する部品などもないのですが

寿命がくれば、まるごと買い替える
ということになります。

シーリングライトの寿命は約40,000時間。
だいたい約10年くらいだそうですよ。

蛍光灯がこれからどんどん値上がりして
いくことを考えれば、
LEDはコストがずいぶん安いということに
なるのですね。

 

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