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甘酸っぱくておいしい?真っ赤な実。
それを取っては食べ、取っては食べ…
なんだかクセになる独特の味と食感。
あれに似た食感や味がなかったか
記憶から検索してみたけど…
なかなかない。
その真っ赤な甘酸っぱい実を
「グミ」と呼んでいたのですが、
よく食べていたのはほんのいっとき。
きっかけは覚えてないんだけど、
たぶん当時のともだちに
教えてもらったのでしょう。
子供のころですよ。
今考えると大胆だな~と思いますが…
近所に公園があったんだけど
その近くの民家にグミの木があって、
実がなると何人かで行って
ひたすら取っては食べていたんです。
グミの形状は、サクランボの実を縦に長く
したような楕円形。
外見は赤く、果肉も赤く
皮には白だか黄色だかの点々模様が入っています。
そして中には縦長の種がひとつ。
子供が何人かで
グミの実を取っては食べてを繰り返すと、
周りはグミの種だらけ。
よく苦情が出なかったもんだと思います。
そんなことを思い返していると、
むかしの人は寛容だったのかな~なんて。
ただ苦情が本人たちに伝わらなかっただけ
かもしれないですけどね~。
さて、そんなグミなんですけど、
あまり知らないという方も多いはず。
私もグミを食べたのは子供の頃の一時期だけ。
そのときに住んでいた場所からは引っ越して
いるので、それ以来グミの木を見かけた覚えが
ないのです。
懐かしさのあまりグミをもう一度食べたいと
思っても、売っていないんですよね。
あとになって考えてみると、
そもそもあの実は本当に食べても大丈夫な
ものだったのか、という疑問も出てきます。
かなり食べていた覚えがありますからね…
しかも後口に…渋み?エグミ?のようなもの
がちょっと残る。
しかしひどい目に遭った覚えはない。
あっていれば覚えているハズ?です。
害はなかった…と思いたい。
そもそもあの実は何なのか。
食べられる実なのに市場に流通していない。
この辺も少々気になります。
調べてみるとやはり、
グミを個人的に植えているところはあっても、
栽培している農家は少ないそう。
その要因として、収穫後に日持ちがしない
ということがあるようです。
しかしあまりおいしいものでもないので
商品価値がないという話も… えっ?
これはどうやらグミの種類にもよって
自然のものはあまりおいしいものではなく、
品種改良で食べやすいものもあるということ
でした。
私が食べていたのは
甘酸っぱくておいしい印象だったので、
おそらくビックリグミという種類だったのかも。
日本にあるグミは15種類。
ほとんどが庭木として植えられているが、
種類によって実がなる季節が違うという。
…季節までは覚えてないなぁ~。
暑くも寒くもなかったのかも。
グミの実は栄養豊富だそうなので
流通していないのは残念。
気になっていた毒性はないようで安心です。
ただ、渋み成分のタンニンが含まれている。
だから渋みが口に残るのですね。
タンニンといえばお茶にも入っている成分。
ですがタンニンは鉄と結合してしまい、吸収を
邪魔してしまうので食べすぎるのはよくない。
食べ過ぎもなにも、今は手に入りにくい。
食べてみようとすれば自家栽培しかなさそう。
グミの実そのものの販売は無いに等しく、
検索するとすぐにグミの苗木が出てきます。
これは挑戦しろということか…(ちがう)
まぁ、そこまで必要かといえば
そうでもない。
またいつの日か出会えればラッキーかな~。