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2023年4月からの火曜よる9時のドラマ
テレビ朝日「unknown(アンノウン)」
簡単なあらすじと感想を書いていきますが、ネタバレしているので、ニガテな方は注意です。
unknown(アンノウン)第2話の簡単なあらすじ
前回、闇原こころ(高畑充希)は、
結婚する相手である朝田虎松(田中圭)に
自分は吸血鬼であることを告白した。
それを受け入れた虎松だったが、
虎松はあくまでも「吸血鬼」というのを
何かの例えとしてこころが言ったものだ
とばかり思っていた。
こころが真実、人間ではなく吸血鬼である
ということを虎松はわかっていない。
そんななかで虎松は突然、
まだ会ったこともないこころの母から
家に来るよう呼び付けられた。
unknown(アンノウン)第2話の感想
2話目にして感想を書く気力が薄れてきましたよ。
一度見たらもういいかなと言う感じで…
今後も見るけど、感想まではいいかなと。
というのも、このドラマは
「秘密(unknown)を抱えた男女の愛を描く本格ラブ・サスペンス」
と謳っているのですが…
今のところ、どう捉えればいいのかよくわからない。
主人公一家が吸血鬼だという特殊な設定からなのか、はたまた真剣なのかコメディなのかよくわからない作りからなのか…どうも真剣に見ることはできないのだよね。
闇原こころ(高畑充希)の吸血鬼としての体質
闇原こころは吸血鬼。
ということで、吸血鬼がニガテなものや体質について…
劇中で言われていたことをまとめてみます。
- ニンニクは匂いだけで吐き気がする
- 血は1日2リットル飲めたら嬉しい
(美容目的含む)
ニンニクを食べてしまうと食中毒のような状態になるらしい。
飲みたい血は、専用サイトで売れ筋ランキングとか見て買っているということから、そういう種族の人たちが一定数は居るということだ。
- 十字架が駄目
見せられるとムズムズするらしい。
なんだか聞けば聞くほど…感情移入や同調はできないなぁと。
うーん…。
- 日光は極力避けたい
朝日を浴びるとシぬ…かも?
ちょっとやそっとなら日傘や日焼け止めでなんとかなるけど、真夏にアウトドアなんかしたら大やけど(伊織の言)
(近年の真夏の日差しは、人間ですら大やけどしますが…)
太陽にずっと当たったら灰になるのはデマ。
日光は極力避けたいと言っていたわりに、最後のシーンでは、日傘を投げ出して虎松とこころは2人で抱き合ってキスしてた。
日晒しで…。
日光やばい設定はどうしたよ?と突っ込まずに居られなかった。
春の日差しだからまだいいとかなのか?
どうもそのへん曖昧な感じもある。
- 怪力
気をつけないと、普通に虎松を押しただけでも吹っ飛ぶくらいにはあり余る怪力。
- 吸血鬼に噛まれたら吸血鬼になる
これもデマ。
蚊に刺されても蚊にならないでしょ。
…というこころの母・伊織(麻生久美子)の話を聞いて納得する虎松はどうかしている。
- 不老不死
ファンタジー!
(こころの父・海造(吉田鋼太郎)の言)
- 鏡に自分の姿が映らない
ファンタジー!
(海造の言)
- 血を飲まないと死ぬ
リアリティ~!
(海造の言)
…そこはマジなんだ…。
- 空を飛べる
ロマンティック!
(海造の言)
どうせならコウモリに化けたり飛べたりとか、飛び抜けて人間と違うくらいだったら逆に面白いかも…
いや、そこまでやったら余計に感情移入できないばかりか、違うジャンルのドラマになってまうね。
虎松の同僚で世話焼きの世々塚幸雄(小手伸也)
5回バツが付いている交番勤務の警察官、世々塚幸雄(小手伸也)
この人は結婚するときにあまり考えないのかね。
人は良さそうだから、同情したくらいでも結婚しそうだよね。
3番目の奥さんに、結婚式の当日になって実は男性だったとカミングアウトされ、そのまま5年一緒に暮らした挙げ句に、結局は向こうの浮気で別れたそうだ。
なかなか普通にはない体験をしていらっしゃる。
やたらと虎松を結婚させたがり、結婚の世話焼きまでしたがるおせっかい。
虎松には幸せになって欲しいんだろうけど、5回バツがついている人に結婚を勧められたり世話を焼かれるのは…なんだか複雑な気分になりそうだ。
動き出す5年前と似た事件
5年前に起きた連続殺人事件と犯行の手口が似ている新たな事件が起きた。
鮫池公園。
女性の首筋に2つの穴が空き、血がたれている。
血を見ると虎松は昔の記憶が蘇り、気分が悪くなるらしい。
この事件がこのドラマの根底にあって、2人を試すのか。
そしてクリーニング店で梅ばあが店番中に、ヘルメット被った人物が血の付いたハンカチを渡してきた。
これも何か…犯人がわざわざこのクリーニング店に置いていく理由があるのでしょう。
それには虎松が何か絡んでいるのか…?
火事の中、虎松に助けられてクリーニング店に身を寄せている梅ばあ。
その梅ばあが店番しているときに犯人は渡している。
それは虎松がそこによく出入りしていることを知っていてのことだろうか。
こころの相棒、カメラマンの加賀美圭介(町田啓太)
カメラマンの加賀美圭介(町田啓太)はこころのことがよくわかっている。
「泣いたあと、いつも甘えた声になる」
こころもあとで言っていた。
加賀美ならとりあえず話を聞いてくれそう。
週刊誌のカメラマン・加賀美とエース記者のこころ。
2人はいつも仕事で一緒に居る相棒で、実際仲がとてもいい。
この2人がずっとこのままで行くのか、加賀美が近づいてくるのか…それも見どころのひとつなのだろうか。
そして事件…には関わっていないといいけどなぁ。
まだ誰がどうだとかわからないからね。
こころの母・伊織(麻生久美子)から実家に呼ばれる虎松
こころが実家で寝ている間、こころの携帯電話を使っていきなり虎松に電話してくる母・伊織。
お気軽にフレンドリー過ぎる伊織さん。
それにしても可愛らしい…。
虎松はこころの実家を尋ねることになるが、そこでもどんくささが炸裂する。
闇原家は立派な洋館でまるで屋敷。
ここが実家かと虎松は驚く。
虎松はほんとにどんくさいというか…
なにやってんだということが多いよね。
ノックしてから相手の返答を待たずに家の中に入り、暗い部屋の中を勝手に進んでいく…。
せっかちなの?
そこで鏡に映った自分に驚いたり、滑ったり蹴躓いたり…
この人ほんとに警官でしょうか。
こころの父・海造は、訪ねてきた虎松を間違えて「ポツンと一軒家」のオファーなら断ったと激怒していた。
「ポツン」でなく「ドーン」と一軒家だからだって。
それから棺桶をメルカリに出してるとか…
普通の人間と同じように暮らしているということを示してるみたいなのだけど…
虎松からすれば、初対面の海造が棺桶から出てきてドラキュラ伯爵のような服装をしていたら、まぁわけわからないし怖いし混乱するよね。
コメディとしては楽しいのだろうけど、だからこの屋敷の中では余計にコメディ感が強すぎてどう見ればいいのかわからない…笑。
こころの母に連れ回される虎松(田中圭)
こころの母は、国民的ニュースキャスターの深森伊織。
深森は旧姓らしい。
伊織は虎松に、吸血鬼の体質のことなどを話すが、やはりキャスターだからということなのか、諭し方がうまい。
世の中には自分の知らないことで溢れている。
それを恐れて嫌って排除しようとするのか、歩み寄って知ろうとするのか。
伊織さんの言ったことは、まさにそのとおりだと思う。
虎松の性質、どんくささ、そして秘密
虎松は町交番の警察官で、人当たりはいいし親切だし優しい。
しかしどうやら怖がりで、どんくさい。
お弁当の醤油を開けるときに失敗して自分のシャツにかかってしまった虎松。
そのままクリーニング店に駆け込むのも意味がわからないけど、そのまま店で脱ぐのも意味がわからない。
サービスショットのつもりなのか?
個人的にはいらない。
このままじゃ捕まっちゃうって…そもそもあんた警察官でしょう。
よけいに虎松がどんくさくてアホに見えますよ…。
虎松は虫が嫌いで、ホラー映画もだめ。
車の運転も下手で、パソコンとか機械は全然ダメ。
こころは「だっさ」と言うが、こころ的にはどうでもよさそう。
自分がその辺に強いからだね。
いちごのショートケーキのいちごをいつ食べるかについては、虎松は「先」こころは「あと」と。
この辺の違いは2人にとってはどうでももいいやね。
問題は、まだ虎松には秘密があるということ。
虎松も人間じゃないとかそういうことではないんだろうけど…
どういう秘密かによるけれど、どうやら雰囲気としては、あまり人には言えないような重い秘密ということ。
ときおり虎松の脳裏にフラッシュバックする光景が関係しているのだろう。
こころの実家へこころと虎松2人で訪問
こころの父・海造さんが…一番どう見たらいいのかわからないかもしれない。
でも後半、虎松と話をしている海造さんは普通のお父さんに見えなくもない。
こんな突拍子もない吸血鬼の海造さんでも、普通の親父だと思って見れいればいいのか…。
こころと伊織は料理ができない?らしい。
こころは虎松に、伊織には海造が普段作っているらしい。
最近は女子が作らない・作れないという設定が多いけど、ここはみんな揃って餃子を作ってた。
こういう和気あいあいなのはいい感じ。
吸血鬼であることを全面に出されると、やっぱりなんだか入り込めない。
普通の家族と変わらないように思えばいいだけなんだけどねぇ。
それでもやっぱひっかかる。
見ていくうちにその辺はどうでもよくなるのかなぁ。
視聴はしていくつもりなので、書く気が続いたら今後も書いていきます。
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