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unknown第1話の感想…事件と秘密と人外でコメディ?

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

2023年4月からの火曜よる9時のドラマ
テレビ朝日「unknown(アンノウン)

オリジナルストーリーのようです。

事前情報が全く無い中で見始めたので、
どんな真剣なミステリーかサスペンス
なのか…

なんて思って観ていたら、
とんだ方向に向かっていった?
驚くべきドラマでした…。

そして何度か腰を折られて気が抜けた。

それとともにかなりの変わり種で、
今後どう見ていけばいいのか
ある意味わからない。

何処に着地するのか不明なドラマ。

そんないろいろな驚きがあったので
とりあえず1話目の感想を
書いてみることにしました。

あらすじとともにネタバレもしてるので注意。

ちなみにうちはテレビ朝日は入らないため、ティーバーでの視聴です。

unknown(アンノウン)の主な登場人物

このドラマの登場人物については、
公式でかなり細かめに人物像が描かれています。
→公式へ:unknownの相関図&キャスト

なのでここでは、肩書と役名・演者名だけ書いておきます。

◇ 結婚間近?のふたり

  • 闇原こころ/高畑充希
    春雨出版『週刊熱波』のエース記者
  • 朝田虎松/田中圭
    春陽町交番勤務の警察官

◇ 春雨出版『週刊熱波』

  • 加賀美圭介/町田啓太
    こころの相棒のカメラマン
  • 曽我眞一/石川禅
    編集長

◇ 警察官

  • 世々塚幸雄/小手伸也
    春陽町の交番勤務で虎松の同僚
  • 南十字初/新納慎也
    本庁捜査一課の警部

◇ こころの家族…闇原家の人々

  • 闇原漣/井上祐貴
    こころの弟
  • 闇原伊織/麻生久美子
    こころの母・国民的ニュースキャスター
  • 闇原海造/吉田鋼太郎
    こころの父・ナイトドクター

◇ 町の人々

  • 五十嵐まつり/ファーストサマーウイカ
    春陽商店街わっしょいクリーニング店主
  • 五十嵐大五郎/曽田陵介
    まつりの高校生の息子
  • 庭月源治/酒向芳
    居酒屋「どんぞこ」店主
  • 庭月聖夜/長田成哉
    居酒屋「どんぞこ」の店員
  • 今福梅/木野花
    駄菓子屋「うめぼし堂」店主

unknown(アンノウン)第1話の感想

1話目からいろいろ混乱…?違和感があったので、思ったことをそのまま書きます。

ネタバレも含んでいるので注意。

町のお巡りさん、朝田虎松(田中圭)のゆるさ

春陽町交番勤務の警察官である朝田虎松(田中圭)は、心優しく面倒見のいいお巡りさん。

朝から町の見回りをしているが、虎松は町の人からたびたび物を渡され、それを拒否しちゃわるいからと毎回受け取ってくる。

ようなんだけど…
たしか警察官って、一般市民から物を受け取るのはよくないんじゃなかったっけ。

調べたらやはりそうでした。

ドラマでこんなことが日常茶飯事、当たり前みたいなシーンがあるのはどうなのかね。

ここでちょっと違和感でした。

その違和感はまだ他にもありで…
相当ゆるいな、この人…というより、

これっていいのか?
警察官として大丈夫なのか?

ということを後にも連発しているので、町のお巡りさんとしてはいまいち頼りない感じだよ。

こころと虎松の出会い

2021年、春。

こころのマンションの部屋に虎松が酔ってやってきた。
そのときに呼んで来た警察官は、虎松の同僚・世々塚だった。

虎松は以前、結婚していたときに同じ部屋に住んでいたらしい。

翌日、虎松はこころの部屋へ謝罪にやってきたが…

どうもこのやりとりから、虎松はけっこう鈍くさい。

 

2021年、夏。

こころがカメラマンの加賀美と車の中で張り込みをしていたところ、職質?なのか、虎松が訪ねてきた。

そのせいで3日張り込みをした相手を取り逃がすことになったこころは憤慨。

デッカイ蜘蛛がくっついていると虎松を脅かしたところ、思いがけないほど大騒ぎをする虎松に大笑い。

そして金輪際自分に関わらないで、とこころは虎松に言い渡した。

虎松は警察官だけど、どうも頼りなく、やたら騒がしい。

 

2021年、秋。

うめぼし堂の前で金庫を盗んだと濡れ衣を着せられていた、こころ。

車の中で張り込みをしていたのを怪しまれたようだ。

そこへやってきたのが虎松で、さっきまで自分と一緒にいたと誤魔化してこころを助けた。

 

2021年、冬。

2人は付き合うようになっていた。

たびたび出会ったりするというのは縁があるということで…。
しかしながら、狭い地域だな、という思いも拭えない。

でもまぁ出会いなんてこんなものだよね。

 

2022年、春。

こころと虎松は幸せそう。

…だけどね。

虎松が制服を来ているということは公務中だよね。

そこで恋人と追っかけっこしてたり、
捕まえた、って手錠を彼女に付けて自分にもつけたり…

桜の花が満開の中での微笑ましいシーンなのだろうけど、制服姿でやることではないよね。

その挙げ句にキスシーン。

制服姿で…公務中…だよね?

警察官という職業に対しての敬意が感じられない。
何やってんだと呆れてしまう。

いくらドラマで架空とはいえ、制服着ていちゃついているのは、単なるバカップルにしか見えなくなるのは不思議。

現実これやったらクレームだけじゃ済まないだろう…。

闇原こころ(高畑充希)の謎…?

闇原こころ(高畑充希)は週刊誌のエース記者。
カメラマンの加賀美圭介(町田啓太)とはよく張り込みをしている。

こころは日中、外出時にはいつもサングラスと帽子、日傘を差している。
日焼け止めもね。

さらに、こころはにんにくを避けている。

ここで気づくべきだった。
というより、普通は思い当たらないよね。

 

こころは虎松(通称トラちゃん)のことが好きだが、結婚をためらう理由がある。
誰にも言えない秘密があるからだ。

…そう言いながら実家を訪ねるこころだが…

あまりのお屋敷に、一つのことしか思い描けなくなったよね。

でもまさかね、という展開に。

こころの家族シーンは喜劇

こころの異常に若く見える母・伊織と、
異様な存在にしか見えない父・海造。

というかもう、笑うしかない展開に、
ウソだろ?という思いしか出なくなった。

麻生久美子さんの美しさにうっとりだけど、吉田鋼太郎さんが出た瞬間には笑ってしまった。

どう展開、収拾していくのかこのドラマは。

もうこの時点で考えることを放棄してしまったよ。

もうシリアスでもリアルでも何でもない、ファンタジー喜劇になってきた。

 

想像とはあまりに違う展開に、
どうしていいのかわからない。

「果たして彼は私を愛してくれるだろうか。たとえ私の正体が吸血鬼だったとしても」

いやいやいやいやいやいやいや…。

…脳みそが否定しだしたよ。
でもドラマの着地点は気になるね。

何処へ向かって、どこへ収まるのか。

吉田鋼太郎さんが話しだした途端、
コメディ色が強くなって思考が飛んでいく…

麻生久美子さんが話し出すと、可愛らしくて楽しくなる。

この家族の会話シーンは、もうコメディでしかない。

「大丈夫だよ。令和だもん」の意味もわからないよー。

なんだこのワチャワチャはーーー。

こころの体質はそれなりに吸血鬼

「吸血鬼って言わなきゃ~」というセリフ自体が、もうなんかしっくりこない。

始めからそういうドラマだと明かされていたほうが良かったのかも。

主人公の女子が吸血鬼って…
懐かしのときめきトゥナイトかよ。

大好きだったけど…
このドラマとはイメージがかぶらない。
(今後の展開によってはわからないけど)

 

こころの家族が登場した以降は、
もうなんか…

突然コメディ感を出しすぎて不自然なほど。

こころの怪力がわかるシーンは、もう少しなんとかならなかったのだろうか。

行き過ぎた怪力を披露したのと、その後の言い訳が極端にコメディで、あまりに滑稽に見えた。

 

こころの体質はそれなりに吸血鬼らしく、直射日光とニンニクと十字架が駄目らしい。

ニンニクはアレルギーとでも言っておけばいいが、あとはねぇ…。

でも日光にしても結構な耐性があるみたいだよね。
通常の日焼け対策程度で済むんだから。

このドラマの根底にある事件

栄海町で起きた3件の連続殺人事件は、
2018年から5年目を迎えたが未解決のまま。

発見された遺体からは血液が抜かれていることから、同一犯による犯行とみられている。

これって一見、吸血鬼が犯人という感じだけど、どうなんだろうね。

医学的な知識がある人物だったりするのかな。

当てはまる人物は今のところ、こころの父しかいないんだけど…まぁ、違うんでしょうね。

他にもきっと吸血鬼だと隠している人物が居るのかもしれないし、まったく違う意図で実行している人物がいるのかも。

火事のシーンで、ちょっと怪しげな人影の映り込みがあったしね。

ともかくこれはまず、虎松が闇原家の人々を疑ってしまうというのはあるんだろうね。

でもそんな想像は誰もがしてしまうほど簡単なので、きっとそれだけじゃないんだろう。

今後の展開はいかに。

こころの苦悩はそれなりにあるらしい

こころが自分は普通の人間じゃないから、と悲観的に思うのも苦しいのも、大変だろうなと思う。

子供の頃いじめられたとか、普通の人との力加減がわからなくて反感を買って孤立しちゃったとか…いろいろあったんだね。

でもなんかちょっと感情移入がしづらい。
いまのところ。

吸血鬼という設定があまりに唐突すぎるからなのか…
でもそれだけでも無い気が。

ときどき不安を促すようなシーン

時々よくわからないカメラワークが入っていたけど。

それが不安を示唆するもので、何かあるとか思わせるためなんだろうけど、こんなところで使うの?とか思う部分もあった。

虎松が子供らと戯れているシーンでも、なにかあるの?と思わせる妙な取り方をしているのは気になる。

なにか…その後につながるものがあるのだろうか。

闇原こころ、朝田虎松のそれぞれの事情

  • 朝田虎松

駄菓子屋「うめぼし堂」の火事で
虎松が梅バアを助けようと火の中に入り、タンスの下敷きになってしまった。

そのときに流れた映像から、虎松は過去に何かあったらしいことを示す。
どうやら殺人事件のようで…

それも家族が巻き込まれた…のかな?
まだわからない。

そこに映し出されたカレンダーは、
2/1が土曜日はじまりの28日まで。

2014年の2月だとしたら約9年前なので
虎松は26歳。

2003年の2月なら20年前で虎松は15歳。
1997年の2月なら、26年前で9歳か。

さて、どのあたりの出来事なのか。

 

  • 闇原こころ

自ら言わずして正体を晒してしまうシーンがあった。

火事の中、怪力でタンスをどかし、虎松をお姫様抱っこして救出したこころ。

その力を疑問に思う虎松の問に、
自身が吸血鬼であることを告白する。

突然言われても虎松は理解できないだろうな。

そんなさなかにキスしてたけど…
そんな場合じゃなかろう。

 

1話目の最後の居酒屋でのシーンは、ふたりの恋人としての雰囲気が自然に見えていい感じだった。

で、結婚するということで、ひとまずまとまった。

そして不安要素を残す。

平和な町に惨劇が…
といって女性が血を流し倒れていた。
その首筋には2つの刺し傷。

もうひとつ、
虎松にも秘密があるということと、
ドレスを着たこころが血を流して倒れているという映像で締めくくった。

コメディなのか真面目路線で進むのかよくわからないけど、事の顛末は見届けたいなと思う。

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