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大病院占拠、第8話の感想…紫鬼の正体と人質の中の意外な鬼

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大病院占拠#8のあらすじ&感想
2023年1月開始のドラマ
日本テレビ「大病院占拠
第8話「大逃亡」のあらすじと感想です。

ネタバレを含んでいるので、ご注意を。

大病院占拠、8話のあらすじ

播磨院長殺害の疑いをかけられた武蔵(櫻井翔)は逃亡。

武蔵に裕子(比嘉愛未)の携帯から着信が入り、出ると青鬼(菊池風磨)だった。

取調室で院長が撃たれたことを知っており、実行したのは警察内部の人間。
これを配信で明らかにする。

配信時刻は午前8時。

間に合わなければ、武蔵が殺人犯になる。

 

ICUでは裕子と因幡(明日海りお)が鬼の仲間が誰なのかを探っていた。

大隅(瓜生和成)は安芸(呉城久美)に、シェルターで見捨てるような発言をしたことを謝る。
安芸は大隅に手を重ね、わかっているという。

 

院長が撃たれた弾痕と武蔵の銃が一致。
本部長の備前(渡部篤郎)は武蔵を確保せよと命じる。

和泉(ソニン)は否定するも従い、相模(白洲迅)は納得できないと退室した。

 

武蔵の目撃情報が上がった。

追われる武蔵に相模が接触すると、武蔵は病院に戻るという。

 

配信開始まで後1時間15分

 

相模から情報分析官の志摩(ぐんぴぃ(春とヒコーキ))の携帯に、内密にとメッセージが来た。

志摩が電話すると相手は武蔵だった。
院長と県警の関係、病院に戻る方法を見つけてほしいと頼まれる。

 

美作(忍成修吾)、常陸(水橋研二)、愛里紗(浅川梨奈)は地下4Fへ行くためにエレベーターに乗り、特殊な手順を踏むと11桁のパスワードを入力する画面が出てきた。

青鬼は、あの人に突き止めてもらうしか無いという。

 

志摩はトイレの個室から武蔵に応対する。

武蔵に依頼の件を報告し、駐車場の防犯カメラ映像から、院長はSDカードを車の下に隠した事がわかった。

そして武蔵と相模が病院に侵入するための経路を誘導し、無事に見つけることができた。

 

取り調べ室での院長の発言に気づいた和泉は、武蔵が界星堂病院の駐車場にいると指示を出すが、すでにいない。

そこへ指揮本部に戻った志摩は疑われ、和泉から席を外すよう指示を受ける。

 

因幡は若狭(稲葉友)を鬼だと疑い白衣を調べると、院長のパスカードが出てきた。

これを使えば逃げられる。

裕子が避難場所として地下4Fの存在を口にし、大隅にどうやって行くのかと聞くと、応える必要はないと長門知事(筒井真理子)が言った。

 

相模は武蔵を窃盗の現行犯に見立てて県警本部内に入る。

 

鬼の配信が始まった。

播磨院長を殺した犯人はわかったかと聞く青鬼に、武蔵が応える。

院長は当時の不倫相手から暴行で訴えられたが、何者かが手を回して捜査は打ち切りになった。

武蔵は室内に入り、本人を目の前に名指しする。

神奈川県警察本部長、備前武だ。

院長の弱みを握っていた備前は一年前、ホテルオシマで3名の死者が出た後、隠蔽工作を命じたのだ。

院長はP2計画を頓挫させないために隠蔽をさせられた。
全ては備前本部長の命令だと。

院長が取調室で自供したら備前も終わる。

だからわざわざ横浜北署で会見を開き、その後院長を殺して罪を武蔵になすりつけた。

その証拠ならあると青鬼は言う。
爆弾騒ぎの後、院長のポケットに盗聴器を入れていたのだ。

青鬼はその音声を配信に流す。

 

備前は自分の信念に従ったまでと言い、
武蔵に、絶対に鬼を確保しろ、頼んだぞと肩を叩いた。

 

今回の鬼の目的は、武蔵を使って本部長の罪を暴くことだった。

つまり警察に居る鬼は、武蔵の逃走に協力していた人物ということになる。

そこで武蔵は和泉と罠を仕掛けた。

 

SIS隊員の偵察班から指揮本部に、鬼に捕まっていたが脱走すると無線が入ると、和泉は突入の指示を出したのだ。

 

ICUに鬼たちが入ってきた。
因幡から院長のパスを取り上げる。

青鬼は大隅事務長にパスワードを聞くが、知らないと応える。

「トリケラトプス」

それが答えだという安芸は、青鬼の前に大隅の手帳を差し出す。
人質の中の鬼は安芸だったのだ。

しかし安芸の発作は本物だったと裕子は言う。

安芸の病気は事実で、鬼になる理由が安芸にもあるのだという。

 

紫からメールが来た。
「SIS隊員2名脱走。県警が突入の準備」

鬼たちは監視カメラを確認するが、隊員2名は脱走はしていない。

紫の正体がバレた。

 

和泉の元にスマホの通信履歴の記録が送られてきた。
うち、送信先不明は2件。

1件は駿河紗季(宮本茉由)だったが、彼氏への連絡メールだった。

もう1件はプリペイドスマホ。
発信元はこの建物の地下駐車場、そこに鬼がいる。

 

青鬼は知事と裕子と共に、エレベーターに乗り込んでパスワードを入れる。

 

青鬼から着信が入り和泉が出ると、界星堂病院の地下4階に居るという。

武蔵へ伝えるようにと青鬼は言い、これが最後の要求だという。

午前10時までにこの病院にまつわる全ての罪を明らかにするように。

そう言って青鬼は、知事に銃口を突きつける。

 

武蔵は地下駐車場に向かうと、鬼面を被った男がいた。

鬼面の男が仮面を取ると、相模だった。

 

武蔵は「ウソだろ…」

 

8話目はここで終わり。

大病院占拠、8話の感想

もういよいよ大詰めなんだけど、このドラマの中ではまだ丸一日も経っていないのだよね…一日が濃すぎる。

そして皆が不眠不休。

武蔵三郎(櫻井翔)の濡れ衣と脱走

播磨院長が撃たれて武蔵が疑われたけど、
よく硝煙反応がどうとかいうから、あれで分かるんじゃないのだろうか…

と思ったけど、当の武蔵は取り調べの前に脱走してから、結局わからずじまいで被疑者に認定された。

そして時折ドラマや映画で見かける、
「トイレ行きたい」と言ってからの脱走。

 

しかし取り調べに応じていたところで、備前が本部長で居る限り、武蔵は犯人に仕立て上げられたに違いないね。

結局のところ、武蔵の無謀さが自らを助けたことになるんだね~。

人質の中の鬼の正体、看護師の安芸しおり(呉城久美)

安芸は人質たちが爆弾の存在を知って、地下4階へ向かいたくなるように仕向けた。

点滴パックを床に置くことで、爆弾が目に付きやすくして認知させるように仕向け、

自らは、鬼たちは全員を道連れにする、と言っているのを聞いたと話す。

 

そして人質の中の鬼の存在を、自分だと思われないように若狭のポケットに院長のパスを忍ばせ…

というよりは、皆の目を1人に向けさせることで、自分が動きやすくなるようにしたのかな。

 

安芸は初めから、エレベーターのパスワードを大隅から得るために、大隅に近づいたのだろうか。

それともそもそも親交があったのか。
手を握っていたりしたのは、色仕掛け…ということになるのだろうか…。

 

シェルターに逃げ込むときに薬を落としたのも、命をかけた安芸の工作だったのかもしれない。

また具合が悪くなれば、裕子が自分のためにシェルターを出ようとすると信じて。

それだけのことをやる理由が、安芸にはあったということなのか。

警察内部の紫鬼の正体は、相模俊介(白洲迅)だった

紫鬼は相模だった。

武蔵の娘を誘拐されたときは、自分の位置をホテルの副支配人に教えるわけだから容易い。

そして爆弾の設計図についても同様。

自分が武蔵に付いて行ったり、別で外に調査をしたりする位置なので、やはり立ち回りはし易いだろう。

 

武蔵が濡れ衣を着せられて警官に追われるなか、相模が正確に武蔵の位置を把握しているのは不思議だった。

武蔵にGPSでも仕込んでいるのじゃないかと思うよね。

 

背後から近づいた相模を武蔵が羽交い締めにすると、自分は武蔵の味方だと言った相模なんだけど…。

こういうときって、自分の名前を言って、武蔵を信じるから来たとか言いそうだと思うのだけど、あえて「味方です」と言って近づく。

このようなお人は、だいたい信用出来ないというお約束?的なものがあると思っていたので、ますます相模は怪しいと思って見ていた。

 

爆弾騒ぎの後に院長のポケットに盗聴器を入れたのも相模だ。

武蔵から院長の連行を引き継いだ相模が院長のポケットに入れるのは簡単だ。

和泉さくら(ソニン)は3年前に何かあった?

警備部管理官の丹波一樹(平山浩行)は備前に、和泉は本部長が思われるほど強い人間ではない。
これ以上の重圧に耐えられるとは到底思えない、だって3年前にも…

備前はわかっていると言ったが、何か3年前にあったらしい。

気になる言い方だ。

悪びれもしない備前武(渡部篤郎)の目的と信念?

備前は直接手を下さない人なのかと思っていた。

肩書が立派になるほど、誰かに命令してやらせることが多いと思っていたから。

でもそれには秘密を守れる人が必要になるよね。

院長を撃ったのは備前だった。
直接自分で犯行に及んでいたのがなんだか意外だった。

本部長が所轄に行ってその辺を歩いていたら、誰かが気にするのではないかと思っていたからね。

 

備前の口ぶりによると、P2計画はよほど重要で大事なものらしい。

備前は自分の信念に従ったまでだと言い、自分たちの仕事は、多くの人々の命を守ることだと言った。

このことがP2計画と直結するのかはわからないが、とにかく邪魔するものは排除する、多少の偽性は厭わないといった感じのようだね。

いったいそれは何なのだ…。

播磨院長(津田寛治)が言いなりだった理由

播磨院長は弱みを握られていたので言いなりになるしかなかったわけだか…

その弱みが女性問題で、それを握り潰してもらったからだというのは…なんだかねぇ。ロクでなしだよ。

身から出た錆だが、まだその女性問題を公にしたほうがマシだったね。

 

隠したことで弱みになって、備前の要求を飲むことで自分が追い込まれて…

抜け出したくても抜けられなくなった。

大病院の院長になったのに、
転落人生というやつか。

 

言われたことをやらないと、女性問題を暴露されるとかいう問題ではもはやなく、

秘密を知りすぎてしまったがために、否定すれば自分が亡き者にされるという…

気づけば恐ろしいことになっていたという本当に怖い話だ。

 

最終的には口封じされてしまったのだから、もう弁解も何もできない。

 

悪いことはするものじゃないね。

 

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