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2023年4月からのTBS火曜ドラマ
よる10時「王様に捧ぐ薬指」
このドラマの原作は漫画です。
原作:わたなべ志穂
小学館『王様に捧ぐ薬指』
(※5/9までAmazonで無料で読めます→王様に捧ぐ薬指)
原作を読まずにドラマを見ていますが、
見たままの感想を書いていきます。
あらすじと感想をおりまぜつつ書いていくので、
ネタバレに注意です!
王様に捧ぐ薬指・ドラマ第2話の簡単なあらすじ
偽装結婚をした2人。
羽田綾華(橋本環奈)と新田東郷(山田涼介)
東郷は結婚式場の経営を立て直すため、
綾華は実家の家族のため、お金のために。
2人は仲の良いラブラブ夫婦を演じて日々、動画配信をしているが、この秘密は早々に身近な人物にバレる。
結婚しても別々に暮らす2人に、綾華の両親や弟の陸は不自然だと怪しむ。
そして東郷の母・静が突然、東郷の家に訪ねてきたりするので、便宜上2人は共に暮らすことになる。
王様に捧ぐ薬指ドラマ、第2話の感想
前回から気になっていたのは、綾華が両親の通帳に振り込んだ1千万円のこと。
なんだか意味深な映し方をしている風だったからね…。
このお金は、綾華の結婚の支度金だったらしい。
いくらなんでも一千万はデカすぎると思うけどさ。
でも綾華の両親はそんな大金に目をくらませることなく、地道に家業をやっている。
この辺は今のところ安心、かな。
東郷の母・静(松嶋菜々子)の意図は
突然、東郷の母・静(松嶋菜々子)が家にやってくることになったため、東郷は慌てて綾華を呼び出した。
突然家を訪ねた静は、綾華の行儀作法などの出来具合を見に来たのだろうか…
お茶を入れると言った綾華は、3つのティーカップにひとつのお茶パックで、1カップずつ抽出していた…が、こりゃいかんね。
いきなりテストされているとは気づきもしない綾華。
静は綾華に、自分の趣味に付き合ってくれないかという。
そんな静を東郷は訝しむ。
静がまだまだ綾華を試すと思ってるんだろうな…そうだよねきっと。
作法とかいろいろ、うるさそうに見える。
でもそれは立場上、致し方ないよね。
◇ 静の趣味
・外国人のお友達とのお茶会
→綾華は英語が出来ない
・お茶
→綾華は足がしびれて動けない
・乗馬
→綾華は馬に乗ろうとするだけで精一杯
綾香はどうやら足に来たらしい。
職場で足をガクガクさせている。
何ごとも初めてがあるし、いきなり上手くできるはずもない。
それにお茶や乗馬にはお金がかかる。
一般庶民で両方できるという人も限られるだろう。
そもそも一般庶民が気に入らないのかな。
でも東郷が結婚しただけでもよしとしたはず。
出来ないからって呆れた顔されてもねぇ…静さんはきびしい顔をしてる。
いまいち表情にあまり出さない感じの人らしく、何を考えているのか分かりづらい面がある。
配信のための2人のラブラブ動画
会社の話題作りと好感度アップのための、綾華と東郷のラブラブ動画。
これ、やりすぎで嘘くさい…と思うところもあるよね。
演じてます臭さが多少出るようにしてある演出はなかなか。
「こーらっ」って、額を人差し指で押すとか、通常ありえんようなわざとらしさだけど、少女漫画とかにはありそうなシーン。
これって実写で見るときついのな。
うら若い女子から見るとどう見えるのか。
このシーンを見て、契約結婚に気づいているハチは思わず笑っていた。
ハチは東郷の幼なじみで、現在は秘書の秋田幸司(森永悠希)のあだ名。
ハチが契約結婚だと気づいたのは、動画を取り終えた後に綾華が停止できおらず、その後の様子を見られてしまったため。
けれども、いずれはバレることだよね。
身近な人にはバラしておくほうが都合がいいこともあるものだよ…きっと。
東郷の言い分とはっきりものを言う綾華
ハチに契約結婚だとバレたときの東郷の言い分。
「親に押し付けられた相手と結婚するより、愛がなくても仕事上で収益を生む相手と結婚したかった。」
「これじゃ、ただのアホな貧乏女に大金を寄付しただけじゃないか。」
これは言いすぎだ。
綾華は東郷の母・静にも合わせようといろいろ気遣っていたのに、ただ一度のミスでここまで言われるとは。
綾華は気が強い。
東郷をぶっ叩いて言うだけ言ったのは、気持ちがいい。
「完全モラハラ野郎」
ヒロインて我慢しちゃうタイプとかけっこういるけど、見ている方もストレス溜まるんだよね。
その点、はっきり言い返すヒロインはいい。
「この結婚は間違いだった、離婚します」
違約金とか考えずにはっきりキッパリ言えるのもいいね。
ここでへりくだったら東郷の思う壺。
はっきり態度を示したもん勝ちだ。
この場合、東郷が困るんだからね~。
綾華の弟・陸(長尾謙杜/なにわ男子)の機転
綾華の弟である陸(長尾謙杜/なにわ男子)は元気のない綾華を気にして、東郷に呼び出された綾華を付けて家までやってきた。
東郷の豪邸を見てはしゃぐ陸だけど、陸は見抜いていた。
2人が実は本当の意味で結婚をしてないんじゃないかと。
一緒に済む気配も無いし、家柄のいい人ほど自分のレベルを落とさない相手から選ぶ。
キング(東郷のこと)の好みのタイプは
清潔な人、語学堪能、穏やか、まめ、従順な人。
綾華とはまるで違う。
でも陸は、姉ちゃんのことをよろしくお願いします、と言って頭を下げていった。
この子は何かを察したんだね。
なかなか姉思いのいい弟くんだ。
式場のスタッフたちの態度がイヤ
東郷の母に連れ回されて仕事が滞る綾華。
気にかけてサポートする後輩の竹本光輝(三浦獠太)だったが、同僚はやっかんでいた。
「媚び売って仕事押し付けてんな」
何処をどう見たらそう見えるのか…。
この人たちはいつもそうだ。
人の事情も知らずに嫌味を言っている。
そこへきっちり説明して誤解を解いてくれる佐々木梅(小林きな子)マネージャーは頼もしい。
職場にこういうしっかりした人がいてくれるとずいぶん違うもんだ。
新田東郷の気遣い
東郷はある意味、綾華が羨ましく思うのかもしれない。
綾華の両親、父・金太郎(塚地武雅)と母・桃子(りょう)は綾華のことをほんとによく見ているし、気にかけている。
綾華について両親が言い合っているとき、東郷は吹き出して笑っていた。
なんだか微笑ましかったのだよね。
東郷の家はそんな感じでも無さそうだし。
東郷は綾華の家を訪ねたとき、カレンダーに記してあった、綾華の両親の30周年の結婚記念日に気がつく。
そして結婚記念日当日、綾香は東郷に式場に呼び出されて知る。
東郷は両親に結婚式をプレゼントしてくれたのだ。
東郷、いいとこある~。
こうして少しずつ距離を詰めて仲良くなってくれ。
今回も意味深に出てきた神山絢斗(坂東龍汰)
綾華の高校の同級生である神山絢斗は今回も登場。
しかも東郷との商談で来たらしい。
ハチはすごい感じがいいと言っていた。
帰り際に綾華を見つけて、目を止めはしたがそのまま通り過ぎて去って行った。
スローで(笑)
これみよがしに、なにかあるからねというシーン。
このひっぱり方は長引くと飽きるので、次回くらいには綾華に会うとか、過去が垣間見えるとかが出てくるといいよね。
東郷の祖母の米寿のお祝い会で綾華は…
体調が悪くて2人の結婚式に来れなかった祖母の米寿のお祝い兼、お誕生日会。
東郷は綾華に参加しなくていいという。
それは綾華を気遣ってのことだろうか…。
当日、東郷はひとりで会場に来ていて嫁が来ていないことを、親戚に聞かれている静。
いつになったら嫁が来るのかと東郷は親戚に叱られていた。
叱られるのを覚悟で、綾華に参加しなくていいと言っていたのだよね、東郷は。
作法を知らない綾華が恥をかかされるに違いないとでも思ったのかもしれない。
でも綾香はきちんと着物を来て出向いた。
遅れたことを謝り、丁寧に挨拶をした。
そして自ら、「新田ホールディングスの後継者の妻には適していない人間かもしれない」と言い…
「これから東郷さんにふさわしい妻になれるよう努めます」と伝えた。
東郷の祖母も綾華に会えて嬉しそう。
作法云々も大事だけれど、心がけと伝え方ひとつだね。いい感じ。
東郷と綾華は同居することに
東郷と綾華は同居することになったが、実家から愛犬のネギが付いてきた。
東郷は犬がダメそう…
そこへ東郷の幼なじみのハチと岡田小夜(小林涼子)が訪ねてきた。
ハチと小夜は婚約しているらしい。
でも小夜と東郷の間には何かあるようだよね。
小夜は配信動画を見て綾華に会いたかったらしく、まるでファンのように接してきた。
これにウソはなさそう。
でも東郷はなんだか不機嫌。
ハチと小夜がラブラブしているのを見るのが辛いのか。
そして綾華の高校の同級生である神山絢斗は、また会社を訪ねてきていた。
後輩の竹本くんが、担当が休みだと言っていたので、担当は綾華だということなのだろうか。
来週の火曜にまた来るという神山だから、次回では綾華に再会することになるんだね…?
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