本サイトは広告を利用しています。

三千円の使い方~ドラマ第2話の感想…お金の価値とものの質

この記事を読むのに必要な時間は約 12 分です。

三千円の使いかた#2のあらすじ&感想
2023年1月からの新ドラマ
東海テレビ「三千円の使い方
第2話「77歳のハローワーク」の感想です。

あらすじと感想にはネタバレを含んでいるので苦手な方はご注意を。

三千円の使い方~ドラマ第2話のあらすじ

美帆(葵わかな)の祖母である琴子(中尾ミエ)
は、家計簿を付けるのが日課。

琴子は夫が残してくれた一千万円を元手に
銀行の高金利商品を利用して利息を稼ぎ、
3年で40万円のマッサージ機を手に入れたの
だった。

そして目標を達成した今、
琴子は暇を持て余していた。

 

そんな琴子に、美帆の母・智子(森尾由美)は
おせちの講習をやってほしいと依頼する。

英会話サークルの仲間に手作りおせちの
写真を見せたところ、琴子に教えてほしいと
いうことになったようだ。

 

琴子はいそいそと、これまでに書き溜めた
料理ノートを広げ、
おせち教室のプログラムを考える。

そこへ祖母のマッサージチェアを借りに
来ていた美帆は、祖母から家計簿の大切さに
ついて話を聞く。

 

おせち教室がひとつ終わると、智子は
琴子に講師料として5千円を渡した。

それを収入として家計簿に記入する琴子だっ
たが、このことがとても嬉しかったようだ。

そして新たに仕事を得ようと、コンビニに
バイトの面接に行くが、断られた。

 

美帆は会社でミスをし、日頃から何かと
高圧的な山下(金井浩人)に雑用を押し付け
られていた。

しかしある日、その山下がミスをして
上司に絞られているのを目撃。

同僚に聞くと、その日のうちに資料を全て
作り直して提出しないとまずいらしい。

 

美帆は思い切って、何か自分にも手伝える
ことがないかと聞き、協力する。

その結果、美帆は感謝された。
初めて上司に褒められることで、仕事への
やり甲斐を感じたようだ。

そして高圧的だった山下の態度も変わり、
美帆が祖母の仕事を探していることを知ると
琴子にうってつけの求人広告を渡されるの
だった。

 

美帆が琴子に求人広告を見せると、
はじめは少々怖気づいた様子の琴子であった
のだが、美帆の強い勧めにより、思い切って
挑戦してみることにするのである。

そして面接を受けた琴子は自分の想いを
話し、見事に採用されるのだった。

三千円の使い方~ドラマ第2話の感想

美帆の祖母くらいの時代の話って
ある意味貴重だと思う。

金銭感覚やものの価値って、時代によって
ずいぶん変わってくるものだから。

美帆は相変わらず…でもない

美帆は実家に戻るなり、家事の一切を母に
頼り、自室の掃除すらもお願いする。

 

母が父に弁当を作っているのを見て、
自分にも、とお願いするときに手渡した
弁当箱は、曲げわっぱ。

母にいくらしたのと聞かれて、
4千円くらいかなと。

父の弁当箱はタッパーだったので、
その差には悲しいものがある。

せっかく買った曲げわっぱの弁当箱は、
使った形跡がなかったようだ。

 

美帆は24歳、まだ若い。
実家ぐらしで、専業主婦の母が居る。
ついつい甘えてしまうのもよくわかる。

4千円の曲げわっぱは、
美帆が浪費していた頃の遺物である。

毎日使うものならば、それはいい買い物だろう。
しかし美帆は、買ったままで使っていない。

お金の使い方、お金の生き死にというのは
こういうことなのかと思う。

 

美帆は1話目と変わりがないかというと、
そうではない。
母親任せとはいえ、弁当を持っていくことに
したのだ。

そして仕事での変化が出たのももしかしたら
考え方が変わったからなのかも知れない。

琴子が独身時代の初任給

琴子は昔デパートで働いており、
初任給は8千円だったという。

今とは物の価値も値段も違うが、
じっくり吟味してお金を使っていたという。

 

給料が8千円だとしても、今と比べて
当時は物価が相当安い。
ラーメン一杯が50円だったのだそう。

今の時代と琴子の時代。
どちらがいいのか…なんて思いもするけど、

どちらにしても、その時代に生きるのなら
その場でじっくり吟味するしか
ないのですよね。

 

ちなみに私も給料が八千円だったことが
ありますよ。一日ではなく、ひと月でね。
それも平成の世で、ですよ。

毎日、朝10時に出勤して終電で帰り、
帰宅は深夜。で、ひと月八千円。

すごいブラックでしょ~(笑えない)

もちろん交通費も出ないので、
会社に通うたびに赤字になっていたのです。
何のために通っていたのか…全く意味不明。

琴子と小森のお金の価値観

1話目で琴子と知り合ったフリーターの
小森安生(橋本淳)。

今回も琴子が出かけたホームセンターの
園芸用品売り場で、再び声をかけてきた。

小森は、ガーデニングが趣味の琴子に
ラディッシュの植え方を教えてほしいと
頼む。

しかし小森の自宅で実際にラディッシュを
植えていたのは琴子。
小森は琴子の説明を聴きながら、
縁側でお茶を入れていた。
本当に教えてほしかったのだろうか。

 

なんだかこの小森さんは、
人に対しての距離がとても近い。

話をしているとき、やたらと琴子を褒めて
くれる小森。優しい感じが滲み出ているの
だが、こういう人なのだろうか。

 

すっかり茶飲み友達になっている琴子と小森
なのだが、この小森さんの素性は知れない。

…と思っていたら、短期バイトをして
お金がたまったら海外放浪をしてしまう人
らしい。

 

小森の家を見ていると、
質素でつましい生活をしているのがわかる。
小さな庭で野菜を育てたり、野菜を干して
いたりとかね。

海外放浪をしたいために節約しているのだ。

目的を持っている人はお金の使い方が
しっかりしているのだろう。
その点で、小森と琴子は気が合うのかもしれない。

 

コンビニのバイトに落ちて気落ちしている
琴子が小森に相談したとき、
お金が必要なのかと小森に聞かれた琴子。

その時琴子はしれっと、
一千万円の貯金があることを小森に告げる。

すると小森は声をひっくり返して驚いた。

 

これって時代の格差がよく出てるなぁと思った。

顔見知りとはいえ、しれっと一千万の貯金が
あるとか口にしてしまう77歳。
バブルの時代も経験し、お金の酸いも甘いも
経験してきている世代。

対する40歳の小森は、不況で就職難を経験し
年功序列の給料体系からも外れ、リストラが
当たり前の時代を生きてきただろう。

…ま、小森の場合は一般的な感覚とは少し
違うようなのだが…

小森の感覚からして一千万というお金は
大金でしかない。

現に小森は「僕には一生縁がない金額」と
言っている。

 

世代で大きく違う金銭感覚。
そりゃあ個人差もあるけれど、根本にある
ものはそう変わらないのではと思う。

適材適所

独身時代は銀座のデパートで
ハンカチ売り場の店員として働き、
売上1位を獲得した実績を持つ琴子。

その後は専業主婦をして半世紀以上を
過ごし、そのことに悔いはない。

しかしまた社会に出て働きたい、
生きがいを持ちたいという琴子。

 

質のよい商品を扱っているお店で
販売員として働くことになる琴子なのだが、
琴子さんにはコンビニでバイトするよりも
よほどこちらの方が合っている。

適材適所、その人に合う場所で働くという
のが、一番無理がなくて罪が無い。
それだけでも、ずいぶん世の中が変わるの
じゃないか。

本当にいいものを手にするのは難しい

琴子が面接のときに言った言葉。

「日本は豊かになったが…(略)
本当にいいものを手にするのは難しい」

 

今の時代、本当に良いものを知っている人
って、どのくらいいるのだろうか。
値段が基準ではなく、ものの価値を知る人。

昔と今とでは、おそらく物自体が違う。
そうすると、いいものを知る年代って
限られてくるのだろうね。

本当にいいものを伝えられるのは、
本当にいいものを知っている人だけだ。

 

今は何でも安ければいい、というような
風潮があって、ものの質よりお金が大事、
みたなところがある。

お金がないとどうしてもそんな感覚になる
のはある意味仕方がないことなのだが…。

そうなると、お金より質、という意識には
なかなか戻れなさそうだ。

質のいいものを知ることは大事だなと思う。

美帆と彼氏の別れ

美帆は考え方の違いから、
彼氏と別れることにした。

美帆の将来の目標に、
彼氏の姿はないのだという。

 

いやもう、これは1話目でわかったよね。
美帆の考え方がガラッと変わったのだから。

今が楽しければいいというような
先を考えない彼氏は、今の美帆には合わない
のだ。

美帆は意外にあっさりとしていたから
一緒に居て楽しいという以外、
他に何もなかったということなのだろうね。

けっこう容赦ないなと思うけど、
考え方が変わると、あっさり興味がなくなっ
てしまうこともあるものだ。

これはこれで、めでたしめでたし。

 

さて次は…美帆の母、智子の氾濫…?
次回も楽しみです。

 

【関連記事】
三千円の使い方・第8話=最終話のあらすじと感想
三千円の使い方・ドラマ第7話のあらすじと感想
三千円の使い方・ドラマ第6話のあらすじと感想
三千円の使い方・ドラマ第5話のあらすじと感想
三千円の使い方・ドラマ第4話のあらすじと感想
三千円の使い方・ドラマ第3話のあらすじと感想
三千円の使い方・ドラマ第1話のあらすじと感想

【公式】
・東海テレビ「三千円の使い方
Twitter
Instagram

【見逃し配信サイト】
↓テレビ放送から一週間無料視聴ができます。
Tver
GYAO!

【原作小説】
・楽天ブックス… 三千円の使いかた (単行本) [ 原田 ひ香 ]
・Amazon… 三千円の使いかた (単行本)

タイトルとURLをコピーしました