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大病院占拠、第3話の感想…緑鬼の正体と犯行理由が判明する

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大病院占拠#3のあらすじ&感想
2023年1月開始のドラマ
日本テレビ「大病院占拠
第3話「大交渉」の感想です。

このドラマ、Twitterでの考察合戦すごいね。

鬼が誰なのかを当てている人もいるし、
みんなすごすぎる…

今回、正体が判明したのは緑鬼でした。
緑鬼を演じたのは村上淳さん。

あと、茶鬼と橙鬼の俳優さんは判明したけど、劇中での正体はまだですよ。
この2人は次回だね。

てことで、あらすじと感想にネタバレを含んでいるので、ご注意を。

大病院占拠、3話のあらすじ

タレント医師・土佐大輔の罪を明らかにするという鬼からの要求に従い、現場指揮本部では捜査を進めていた。

ヒントは、去年のハロウィーン、クラブ・タンゴ。

 

3ヶ月前にすでに亡くなっている女性が、本日の午前中に界星堂病院に入館していたことが記録に残されている。
女性の名は周防あかり。死亡日時は前年の10月31日20時20分。

人質の看護師・安芸が倒れた。血糖値が異常に高い。
安芸が所持していた注射を射つと目を覚ましたのだが、半年前に膵臓に腫瘍が見つかり、もう長くはないのだという。

武蔵の妻で医師の裕子(比嘉愛未)は鬼を呼び出し、重い病気である安芸の開放を願い出る。

そのとき知事の長門は、鬼にトイレに行かせてくれるよう要求。
橙鬼はまず、女性の人質をトイレに行かせた。

 

武蔵はクラブ・タンゴに到着。
和泉は県警のSNSに送られてきたタレコミ情報を武蔵に伝えた。

SIS捜査員・相模(白洲迅)が防犯カメラを調べると、2人の女性が救急搬送さている映像が残っていた。

また、情報分析官の駿河(宮本茉由)は、タレコミ情報の中から、違法ドラッグの過剰摂取で2人の女性が病院に運ばれたという情報を見つけた。

その搬送先は界星堂病院。

当時のカルテを見ると担当医は土佐。
ひとりの女性・信濃めぐみは退院し、もうひとりの女性・周防あかりは急性心筋梗塞で亡くなっている。

武蔵は信濃めぐみの自宅を訪ねて手がかりを探し、クラブ・タンゴについてSNSメッセージを送ったのは信濃めぐみだと判断。SNSで連絡を取った。

 

橙鬼は次に、人質の男性たちをトイレに連れて行った。

外科医の若狭(稲葉友)は、外科部長の佐渡(飯田マサノブ)が安芸の薬をトイレに捨てているのを目撃して佐渡を問い詰めるが、佐渡は脱出計画があると言って若狭に協力するよう迫る。

 

イナバウワー由衣(明日海りお)は院内を彷徨っていたのだが、電波妨害装置を見つけて電源を切ることで、病院外部の仲間と連絡を取ることができた。

 

制限時間に間に合った武蔵。

緑鬼が土佐の罪を明らかにするよう言うと、武蔵は通信を切った。
鬼は再度通信してきたが、これもまた拒否。

その後の交渉で、青鬼は土佐とともに女性を1人開放すると言うのだった。

 

武蔵は土佐の罪を鬼に報告する。

土佐はドラッグの過剰摂取で病院に運ばれた女性の処置を自分で行った。
命が助かれば口止め料を払い、亡くなれば死因を偽装して処理することで違法ドラッグについて隠蔽していた。

証拠として、助かった信濃めぐみに土佐が口止めした際の音声を流したのだ。

 

そして武蔵は緑鬼についても言及する。

緑鬼は亡くなった女性・周防あかりの父親、周防誠(村上淳)。
緑鬼が足を引きずっていたことから通院記録が見つかった。

武蔵がトイレですれ違った、爆弾を設置した男は周防誠だった。

鬼が決めた制限時間が8時20分だったのは、娘の亡くなった時間が20時20分だったからだ。

緑鬼は仮面を外した。

 

土佐は罪を認め、病院外に開放された。
そして土佐には、院内に貼られていた女性のポスターが巻き付けられていた。

土佐とともにドラッグパーティーに参加していた女優・日高もなみだった。

青鬼は、また一時間後に連絡すると言い残した。

 

警察は、緑鬼・周防誠の足取りを調べ、鬼たちが出入りしている廃ビルを突き止めた。

武蔵は和泉から銃を携帯するように指示を受けたが、銃を持つ手が震える。

廃ビルを探索する武蔵は、倒れている人を見つけるが…マネキン。
これに仕込まれていた爆弾が爆発した。

 

3話目はここで終わり。

大病院占拠、3話の感想

このドラマ、人が多いわ…

武蔵は人の言うことを聞かない

武蔵(櫻井翔)は交渉人に指名されている。
青鬼のプロファイリングをするように指示するSIS管理官・和泉(ソニン)だったが、武蔵はこれを拒否する。

自分は現場の人間だ、じっとしてたらおかしくなる、と。

 

和泉は全く武蔵の手綱を締められていない…というより、武蔵が人に従わなすぎるのか。

相模が管理官からの命令だと主張しても、俺には関係ないと聞く耳を持たないし、勝手に行動することが多すぎる。

和泉は武蔵の手綱を握るというより、勝手に行動する武蔵を信じてフォローし、うるさい人たちから守っているようだよね。

ただひとつ、武蔵が和泉の言うことに従ったのは、娘のことだけ。

娘のために武蔵が行くと逆効果、ということは素直に認めた。

鬼が出す謎解きはちゃんと仕組まれている

鬼は、ターゲットの罪が暴かれやすいようにヒントを沢山散りばめているんだよね。

わざと気がつくように仕込んでいるというわけだ。

 

鬼が出したヒントがまず直接的。

去年のハロウィーン、で期間を狭め、
クラブ・タンゴ、で場所を特定。

この2つで、防犯カメラの映像から女性が救急搬送されているのがわかった。
その先の病院とカルテは調べればわかる。

死んだはずの女性の入館記録は緑鬼が仕組んだ。
カルテに記載された死亡日時。
そして鬼が決めた制限時間。

 

SNSからのタレコミ情報の中にも正確なものがあって、それを投稿したアカウントから、病院に搬送されたけど生きている証人・信濃めぐみにたどり着く。

これも鬼が仕組んだことなんだろうね。
信濃めぐみも鬼の協力者かと思った。

鬼は罪を暴きたい人物と、その証拠まで全部用意して警察に探させた。
少なくとも今回は。
でないと短時間で解決しないでしょ。

前回は手始めだったから、証拠は罪を犯した人物のスマホの中だったけど。

 

この先には、証拠が掴めきれていない罪も出てきたりするのかな。
そしてそれを暴きたいから、界星堂病院に因縁のある人達を集めたのか…。

ちょっと気になるのは武蔵の妻・裕子。
人質は全員、罪がある人物をあえて残したのかどうか…。

もし罪があるのだとすれば、裕子は何をしたのか。

これまで鬼は2人の罪を暴いたけど、どちらもけっこうエグい罪だよ。

鬼たちが病院を占拠してまで暴きたかったのは、最終的には病院の大きな罪なんだろうな。

外科部長・佐渡の外道な行動

外科部長の佐渡は、看護師・安芸の薬をポケットに隠してトイレに捨てた。

脱出計画がどうとか言ってるけど、本当なのだろうか。

そもそもどんな理由であれ、命に関わる病人の薬を捨てるって…その人の命を危険にさらしてまで目的のために実行するって…

こんなことが出来てしまう佐渡は、かなり悪いことをしてるよね。
この人の罪って…酷そう。

 

ちょっと行き過ぎた想像だけど、
そもそも安芸の具合が悪いのはこの佐渡が関わっているんじゃないか…なんて思ったのだよね。

安芸が倒れた時、ずーっと安芸の様子を見ていたから。
それは脱出計画を考えていた?…だけじゃないように見えてしまう。

安芸は膵臓の腫瘍が見つかって…と言ってたけど、手術もしているのかな。
膵臓って存命している人物から移植ができるらしい…。

タレコミ情報に、界星堂病院は臓器売買をしている、ってのがあった。

もしかすると…なんてね。

こわすぎるので、これは当たらなくていい。

武蔵は無敵な上に有能か

武蔵は無敵で有能らしい。

爆風を受けても3階から落ちても平気な武蔵。

体が丈夫(を通り越してる)で行動力があって体力も有り余っている。
その上、勘がいいのか細かいことにも気がつくし、けっこう頭もまわるようだ。

けっこうな出来た人物じゃないか…。
人の言う事はあまり聞かないけど。

 

武蔵の口癖は「うっそだろ…」

今回の最後にはまた、

「うそだろ…」からの爆弾が爆発。

次回、どうせ武蔵はまた一切の怪我もなく、ピンピンしてるんだろうな。

武蔵は何があっても平気なので、その点では何も心配はいらない。

 

でもそれってドラマとしてはどうなんだろう。

主人公が無茶をするとヒヤヒヤして見たりするのだけど、この武蔵に関してはそんな思いは一切ないよね。

無敵すぎるのも問題だ。

でもひとつの弱みがある。

やっぱり武蔵のトラウマは銃を撃つこと。
トラウマ刑事あるある…だね。

2回目では出なかった手の震えが、今回、銃を握った途端に出た。

もうなんか、取ってつけたような弱みなんだけど、今後、銃を撃てない…というシーンがあるんだろうね。

でも武蔵はそれすらスルーしそうな感じがしないでもない。

人質の面々、単独行動の人々

今回もひとつ謎解きされて罪は暴かれた。

他の人質も少しずつ何かありそうな雰囲気を出してきている。

院長と秘書は不倫してる。
外科医の若狭は武蔵の妻・裕子に気がある。
院長の播磨と事務長の大隅はなにやら暴かれると困ることがありそう。
これはもちろん、秘書も知っているだろう。

知事の長門は…清廉潔白って風を装っているけど、病院との癒着はあるのでしょう。

 

武蔵の娘・えみりは、百鬼夜行ちゃんねるのSNS上で武蔵がヒーロー扱いをされていることに不満を持ち、SNSに書き込んだ。

すると武蔵の娘であることがバレ、個人情報を晒されたえみりは、ホテルの部屋を抜け出した。

ホテルの一室でじっとしていればいいのに。
子どもだからそうもいかないか。

それにてもSNSでえみりの写真とか貼られていたのに、警察側の人は全く気付かなかったのか…構ってる余裕がなかったにしても。
ひとつも触れなかったけど、もう出奔しちゃったから…この子はどう動くんだろうか。

子どものやることの予測はできない…。

 

そして最後に、気になるのは
イナバウワー由衣。

ずっと1人でごそごそしてたんだけど、ようやく外部と連絡が取れて動き出した感がある。

「私に考えがある」って言い切った。
なんだか期待。

この人引っ張るなぁ。

 

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