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わたしのお嫁くんドラマ第1話の感想…テンポがよくて楽しい

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わたしのお嫁くん#1のあらすじ&感想
2023年4月からのドラマ
フジテレビ系列
水曜よる10時「わたしのお嫁くん

原作:柴 なつみ
講談社Kiss連載『わたしのお嫁くん』

漫画が原作ですが未読のままに、
ドラマの感想を書いていきます。

わたしのお嫁くん・ドラマの主な登場人物

◇主人公の2人は同じ会社で働いている

2人とも家電メーカーである
ラクーン・エレクトロニクスの営業

  • 速見穂香/波瑠

仕事は出来るが、
部屋は散らかり放題のズボラ女子。

  • 山本知博/高杉真宙

穂香に尊敬と憧れを抱いている後輩。
家事は全般何でもござれの最強男子。

◇速見穂香の両親

  • 穂香の父:速見健一/宇梶剛士
  • 穂香の母:速見良子/富田靖子

◇山本知博の兄

  • 長男:山本正海/竹財輝之助
  • 次男:山本薫/古川雄大

◇穂香の親友

  • 高橋君子/ヒコロヒー

◇ラクーン・エレクトロニクスの人々

営業部

  • 新人:花妻蘭/前田拳太郎
  • 同僚:春日亮/佐伯大地
  • 先輩:古賀一織/中村蒼
  • 部長:佐々木克典/伊藤正之

山本の同期で人事部所属

  • 赤嶺麗奈/仁村紗和

仕事はできるがズボラな速見穂香(波瑠)

家電メーカーの営業である穂香は、3つの「感」を大事にしている。

  • 清潔感
  • 安心感
  • 満足感

お客様や取引先への気遣いも忘れない、仕事ができる人気女子。

であるがゆえに、やたらと
「お嫁さんにしたい」と多方面から言われている。

何においても完璧というイメージで見られるため、そこが本人にとっては苦痛でもある。

なぜなら穂香は家事が全くできないから。

 

穂香は営業部のエース。
営業成績は5期連続のナンバーワン。
優秀社員賞も受賞している。

ほとんどのクライアントを会ったその日に落とす、営業の神「営業神」と同僚の春日亮は言っている。

しかし穂香のズボラは半端じゃない。
仕事の実力とその見た目は完璧だが、実生活が伴わなすぎる。

あまりの落差があるために、直接目にしない限り想像できないのだろう。

穂香の後輩で家事は完璧・山本知博(高杉真宙)

穂香と同じく営業部の山本くん。

山本は穂香に指導を受けている後輩で、穂香を尊敬し、憧れを抱いている。

人事部で同期の赤嶺麗奈に、穂香のことが好きだろうと突っ込まれてわかりやすく動揺しまくっていた。

 

酒はあまり強くないようで、酒が入ると行動が大胆になる。

しかしそれが功を奏して?穂香の秘密…部屋の惨状を知ることとなり、穂香の部屋に家事をするために出入りする仲になる。

山本が家事ができるのは家の環境から。

母親が家事がダメダメな仕事人間で、それが合わずに父親と離婚。

年の離れた兄が家事をするから、自分も家事や料理を一緒にするようになった。

 

山本は気持ちが強くていいやつだ。

酔っ払いに絡まれていた穂香を助けるときも、酔っ払いたちを気遣う言葉をかけていた。

周りの人たちとはまず喧嘩にならない、穏やかな性格をしている。

穂香の両親に既視感

穂香の両親になんだか既視感があるなと思っていたら、どうやら「逃げ恥」のときの夫妻のようでした。

父・宇梶剛士さんと母・富田靖子さん。

両親は娘がゴミの中で孤独に死んでいくという妄想…いや、想像をして悲しんでいたけど、これは現実に起こり得そうだよね。

山本くんのクセつよ兄2人

山本知博には2人の兄がいる。

長男の正海は心配性で、26歳の弟・知博をまだ6歳児のように思っているらしい。

次男の薫はちょっとチャラい?タイプで、知博にただただ甘いようだ。

2人の兄ちゃんに竹財輝之助さんと古川雄大さんという並びに弟の高杉真宙さん。
なんだこの兄弟…いろいろな意味で濃い面々だなと思う。

これからの濃そうなキャラに期待。

ウザい新人君、花妻蘭(前田拳太郎)

このドラマでもウザい新人君がいた。

穂香と山本と同じ営業部に配属された
新人の花妻蘭。
(名前が女性っぽいけど、男性です)

最近の新社会人はこんなのが多いのか?
と思わせるほどに、クドくてウザい子が多く描かれるのは何故なのか…
コメディならではの扱いやすさからなのかな。

 

それにしても、あとから演者の名前を見て驚いた。

普通に見ていてあまりに雰囲気が違うので、ほんとに気づかなかった。

演じる前田拳太郎くんは、全クールのドラマ、「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」で水島拓磨役を演じていた。

水島は根が真面目で寡黙めの子だったが、今回の花妻は真逆…。
何だこのチャラさは…という感じにふざけた感満載。

 

この花妻には、お決まりの挨拶があるようで…

「春爛漫で天真爛漫!
カワイイは最高の褒め言葉v
花妻蘭23歳です!」

アイドルかよ。

これを最終面接で社長にもやったという肝の太さ。

ま、通常ありえないと思うけど、コメディドラマは何でもありで楽しいよ。

それにしても、前役からのあまりの変貌ぶり。
襟足長めの茶髪になってるだけでも、相当印象は変わるもんだね。

 

しかしこの花妻くんは意外としっかりしている面があるようだ。

同僚2人の、穂香への過ぎる妄想を冷静に捉えているし、スイーツを手作りして会社の花見の席で差し入れをしていたりという気遣いも見せている。

他の2人よりも実は仕事ができそうに見えてきた。

人事部の赤嶺麗奈(仁村紗和)

真っ赤なコートを着ているこの子は、自信家なのか情熱的なのか…

とにかくこわい。

目が、顔が、行動がこわい。

そんなキャラ。

山本のことを好きらしい赤嶺は、穂香のことを敵視しているようだ。

…にしてもこわいよ。

わたしのお嫁くん・ドラマ、第1話の感想

少女漫画っぽいストーリー。

とても都合のいい条件と、都合のいい展開。

でも見ていて楽しいし、家族揃って安心して見れるドラマ。

 

しかしいつも水曜よる10時は被るのが難。
どちらか9時にしてくれよ。

いつも片方をTverで見るか、脱落するかどちらかになるのだよね。

携帯で見るのは画面小さくて辛いので、注意書きの出そうな「それってパクリじゃないですか?」を録画。

なので自動的に「お嫁くん」はTverで見てます。

営業部の男どもの穂香への妄想と現実

「気配りができて優しくて、見た目も完璧でお肌もつるっつる。」
と、同僚の春日は言っていたけど…。

これは真実だとしても、あまり好きでない人物から言われたら、本人としては気持ちが悪いと感じますよ…きっと。

 

そして営業部の男性たちの穂香への妄想がひどすぎる。

きっと毎日自炊してサラダとか食ってて栄養バランスも気を使っている。
いいマンションに住んでいて、部屋も絶対すっげえおしゃれ…

 

勝手な妄想は害だな。
穂香本人は、ゴミすらまともに捨てられていないほどにズボラなんだが。

 

同僚の男性たちの妄想はしつこく行き過ぎている。

「いい匂いのするやつが飾ってある」という妄想。

アロマ的なやつのことか。

でも現実は、カップ麺の空きカップを重ねて、その中に割り箸を沢山刺し込んでいる。

「どこもかしこも清潔で、きちっと整頓されてて」

現実はテーブルの上も床も、どこもかしこもほったらかしのもので溢れている。

「観葉植物とかも育ててんだよ、絶対」

実際は、豆苗がヨーグルトの蓋の中で干からびて残骸となって残されている…。

この辺の描写、うまいなぁ~と感心してしまいましたよ、笑。

 

同僚の春日と後輩の山本は、穂香の勝手な妄想を浮かべて幸せそうな顔をしている。

どれくらいの人が見た目や雰囲気だけでここまでの妄想をするものなのか…謎である。(人によるでしょうけどね)

途中からほぼ想像だと言った新人の花妻のほうが、よほどしっかりしているように見えますよ。

穂香の秘密を知った山本の行動

酒に酔って穂香の家に訪ねてきた山本は、家の中にまで入ろうとする。

阻止する穂香に、山本は言ってしまう。
「なんか先輩の家って、臭くないっすか?」

そう言ってドアを開けて中に入る山本。

酒が入り行動が大胆になっている山本は、穂香の部屋の惨状を見ると、口から出る言葉もズケズケと芯を突く。

酒に酔っているとはいえ、こんなやつ居たら普通に迷惑だよね。

 

穂香の部屋を見て
「何してんすか、あんたー!」
って叫ぶ山本は笑えた。

夜中に人のマンションで騒ぐやつも迷惑だけど。

いつのかわからないゴミや飲みかけのペットボトルを見て驚く山本は、
「人として無理」とまで言い出す始末。

勝手な妄想しておいて勝手に落胆されるのは本当に、ただただ迷惑なやつだよ。

「どこいっちゃったんすか?みんなの理想のお嫁さんこと、はやみんは!」

穂香が怒るのも無理はないよね。

 

穂香は仕事のためにいろいろやってるだけで、理想のお嫁さん像は勝手に周りが押し付けてくるものだ。

家事ができなかったら理想のお嫁じゃなくなる。
それは女が家のことを全部やる前提。

…と、穂香の言う通りだ。

 

穂香が激怒して驚いた山本は帰っていったが、翌朝土下座して謝っていた。

酒に酔っても記憶が残っているのは、良かったのか悪かったのか。

結果的には家事をしてもらうことになったから、よかったのかね。

物が捨てられない穂香の部屋を掃除する山本

物が捨てられない。

すごーくよくわかります。

いつか使う、と思ったら物は捨てられない。

あっさりバッサリと片付けをしていく人たちは口を揃えて
「この一年でこれを使ったか」と聞く。

だいたい使ってないよね。

1年で使ったかどうかで捨てるものを決めてしまうと、部屋にあるもの殆どいらないということになるよね~。

山本くんは言う。
片付けに大事な3つのステップ

  1. モノをすべて出す
  2. いるかいらないかで分ける
  3. モノの居場所を決めて収納する

どれもどこかの片付け指南者が言っていた言葉だなぁと…
言うことはわかるものの、しかしなかなか出来ないんだよね。

 

「いつか使う」と言った穂香に山本が例えた話は秀逸だった。

例えば、大学を卒業して10年。
一緒に住んではいるけれど、なんとも関係が煮え切らない男がいたとして…

「ねぇ、私たちってどういう関係?結婚とかってするのかな?」って聞いたら、
「まぁいつかはするかもしんないね」
「まぁ今はしないけど」って言われたら?

「え、普通にいやだ」と答える穂香に

速見先輩がこの子に対してやってるのは同じことなんですよ!この最低男!と…

…何の話だよ。
でもたしかに同じことか。笑。

そして居場所が決まってないモノを迷子の子羊と言い、神である速見先輩の気まぐれで行き当たりばったりの生活を余儀なくされている、とのたまわる。

例えば、と言っておばちゃんのような仕草をする山本と、真似する穂香が微笑ましい。

穂香にとって都合の良すぎる山本くん

山本の料理は見た目も味も完璧なものを出してくれる。

穂香の家にご飯を作りに来てくれるたびにお掃除サービス付き。

おかげでQOL(Quality of life/生活の質)が爆上がりで、仕事に今まで以上に集中できると穂香は言う。

これがいわゆる、内助の功だよね。

 

そんな都合のいい男がこの世にいるわけがない、という穂香の親友・高橋君子(ヒコロヒー)は正しいと思うよね。

山本は穂香が好きだからこそ尽くしているけど、穂香からすると、ただの便利な人になってしまう。

穂香から見た山本は、とても良くしてくれる後輩くんでしかない。

 

山本は、初めは近くに居れれば良かったのかもしれないけれど、至れり尽くせりをやりすぎて慣れられても自分がしんどくなるだけだよ。

穂香は安易に山本に部屋の鍵を渡してしまうが、これって山本を勘違いさせてしまうだけ…というより、穂香は山本をそれ以上の男だとは思っていないことがまるわかり。

穂香は本当に山本がどういうつもりで穂香に尽くしているのかわかっていないのか…

穂香はやはり、少女漫画の主人公によくいる、超絶鈍い人だということだね。

テレショップ金城の社長がイヤ

公私混同して人を呼び出す金城社長、さいあく。

プレゼンの後に夜の食事に呼び出す。
しかも完全なる私的な要件が目的なのに仕事を匂わせる。

もちろん仕事の話だと思って行く穂香に対して、突然、私用の話を振る金城。

うちの息子の嫁になってくれないか。

って、タイミングが最悪。

プレゼンの結果を出した後でなら、別の話として聞くこともできるだろう。

しかしこれって結婚と引き換えにしているとしか思えない。
現に、嫁に来てくれたらそちらの商品は取り上げると言っている。

 

何だこれ、今どき…
でもこんな奴が居そうだから嫌なんだよね。

そもそも金城の息子、何ニコニコしてるんだろう。
自分は親父の跡を継いで、政略結婚でも見合いでもなんでもござれ、とでも思っているのか。

もしこの息子から言いだして親父に言わせているのだとしたらもっと最悪だけどなぁ。

 

どちらにしても、
「家庭を守る大事な仕事を君に任せたい」って、いまどき時代錯誤も甚だしい…けど、居るんだよなぁ。

まだこういうことを頭から若い人に押し付けちゃう人って。

当人の穂香がそういう考えならもちろんいいんだけど、穂香はそうじゃない。

仕事で認められたと思っていたのにと穂香は泣いていたが、そりゃ落ち込むよね。

 

でも、穂香はしっかり筋を通していた。
自分が掃除をしているという話は嘘だと言い、嫁には行かないとキッパリ断った。

ちゃんと穂香は芯が強い。
それは山本の励ましがあったからこそなんだけど。

これも内助の功だねぇ。

 

金城の「みっともない売り込みだな」という一言にも腹立がたつ。

で、息子!
終始振られて泣きそうな顔してんな!
誰がこんな息子の嫁に来るのか…。

結果として金城は掃除機を扱ってくれたが
「(掃除機を)嫁がせたい」という穂香の言葉をそのままパクっていた。

ものへんもなんかモヤるね。

穂香の言葉と山本の純真さ…鈍感さ…?

「山本くんがお嫁さんに来てくれたらいいのに」と穂香が言ったのは、
きっとただ、山本くんを褒めたかったからに違いない。
そして感謝を伝えたかったから。

穂香にとっては世間話みたいなものだったんだと思うよね。

それを山本は真に受けた?のか、
ここはチャンスだと思ったのか…

俺のこと嫁にもらってください!と
ズイズイズイズイ…迫って来てたね。

よく煮え切らない穂香がブツブツ言ってるのが聞こえているのかいないのか、
そこはスルーして、本当に家に来る山本も都合のいいところを本気ですくい取って真っ直ぐに向かってくる…

まっすぐな純真さというよりは、あまり細かいことを気にしない鈍感さというか。

山本くんもけっこう図太い感じなのかもしれないね。

 

「わたしのお嫁くん」フジテレビ4月クール水10ドラマ
【公式】
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