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100万回言えばよかった第7話の感想…自分と相手の境界線

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100万回言えばよかった#7のあらすじ&感想
2023年1月開始のドラマ
TBSテレビ「100万回言えばよかった

第7話「あなたとわたしの境界線」の感想です。

あらすじと感想にはネタバレを含んでいます。
苦手な方はご注意を~。

100万回言えばよかった第7話のあらすじ

2023年2月25日

魚住(松山ケンイチ)は病院で、偽性脳腫瘍の可能性があるが原因は分からないと医師に告げられる。

 

悠衣(井上真央)は警察の事情聴取を受けていた。

自宅で盗聴器が発見されたが、悠衣は田中希也(永島敬三)と車に乗っていた女性に心当たりはない。

 

魚住を心配して姉の叶恵(平岩紙)が電話してきた。
体の具合が悪いのは幽霊に命を削られているからで、とにかく直木から離れないと、最後には死ぬと話すのだが、魚住は半信半疑だ。

 

直木(佐藤健)が莉桜(香里奈)の乗った車に付いていくと、あるレンガ壁の一軒家に着いた。

莉桜はちーちゃん(千代)(神野三鈴)と呼ばれる女性から、莉桜の大切な人の写真を見せられ脅迫されていた。

そこに悠衣の写真もある。
その家には10代の女の子たちも出入りしていた。

 

捜査会議で、莉桜を乗せた車は盗難車で、工場跡地で放置されたことが報告された。

高原涼香(近藤千尋)が300万を使った前日、田中希也が来ていたことから、金の出どころは田中と見られる。

 

直木は魚住に見てきたことをすべて話すが、魚住は手順を踏まないと動けないといいう。

 

2023年2月26日

悠衣は直木と共に池澤英介(荒川良々)に会いに行く。
直木は口笛で池澤に存在を示す。

悠衣は池澤に20年前のことを話し、当時のことで思い当たることはないかと聞く。

池澤は、自分も昔はかなり悪かったと話し、自分みたいなのを手懐けて悪いことをする大人もいっぱいいたと話すが、自分には勝さんが居たのでラッキーだったという。

 

魚住は直木が話していた一軒家を訪ね、別件の名目で家の中まで確認させてもらったが、特に何も見つからなかった。

署に戻ると魚住は、先輩の田島(少路勇介)からクレームが入ったと叱られた。
相手の武藤千代は、地元の名士だという。

横で聞いていた直木が、自分の見たものはなんなのかと悔しがると、後ろから声がして…女性の幽霊がいた。

 

悠衣の家で、原田弥生(菊地凛子)と名乗る女性の幽霊から事情を聞くと、悠衣の友人の宋(シム・ウンギョン)に伝えたい事があるという。

1年くらい前に仕事でソウルにいるとき、運転中に脳出血をおこして対向車にぶつかった。
その相手が宋の夫・祐鎮で、自分も死んだが相手も亡くなった。

とにかく謝りたかったが、当人は成仏してしまうし、宋には会えず、最近日本に行ったと知って自分もこちらに来た。

すると魚住が祐鎮に似ていてびっくりしたという。

宋に謝って思い残しがなくなったら、自分も向こうに行けるという原田。

その言葉が悠衣には引っかかる。

原田は、幽霊の本能みたいなものじゃないかと話す。

 

2023年2月27日

魚住と直木が、未成年者の犯罪履歴からある少女を探していると、樋口幽霊(板倉俊之)が現れた。

樋口は叶恵から聞いた話を魚住に伝える。
魚住と直木の相性がドンピシャだからやばい、乗り移られるとほんとに危険で、3回でアウトだと。

そんななか、例の家で見かけた女の子「山崎莉果」の履歴を見つけた。

 

休業している洋食屋ハチドリに宋を呼び、悠衣と魚住は、幽霊の原田弥生の話を宋に伝える。

原田は謝罪するが…それは祐鎮に似ている魚住を通して語られるため、宋は混乱する。

そして宋は、謝られても許せない。

 

魚住は宋に促されて診察に行くが、自分の体調不良は幽霊によるものらしいと話す。

だとしても検査と診察は受けてほしいと言う宋は、死んじゃうのは悲しいと。

思い残しがあるのは幽霊だけじゃない、自分のほうがもっといっぱい言いたいことがあった、けど言えない。
幽霊でもいいから祐鎮に会いたい。

原田も近くで聞いていた。

 

叶恵は直木と悠衣に会い、魚住から離れるようにお願いする。
近くにいるのもよくないけど、乗り移りはもっと危ないから心配だと。

 

2023年2月28日

悠衣は署を訪れて魚住に話す。
叶恵に話を聞いたこと、もう直木にも会わないで、うちにも来ないでと。

そして感謝を伝えて悠衣は帰っていく。
それを直木は部屋の外で聞いていた。

魚住はショックを隠せない。

 

田中希也が車の後部座席に尾崎莉桜を横たわらせると、千代がお願いねと言う。

希也がタブレットで携帯電話の位置情報を確認すると、山崎莉果が美容室ミーレに向かっていた。

 

悠衣が職場に居ると、女の子…莉果が悠衣を訪ねてきた。
尾崎莉桜に言われたと。

悠衣が店の中で事情を聞くと、莉果は助けてほしいけど、警察に行けば殺すといわれているという。

ひとまず莉果の祖母の家に連れていき、悠衣はその場で110番通報した。

悠衣は最寄りの警察署に向かう途中、襲撃され…直木はそばにいるが、どうにもできない。

犯人が鉄パイプを振り上げた直後、魚住が犯人を取り押さえ、現行犯逮捕した。

悠衣に駆け寄る魚住。
それを見ている直木。

 

魚住はひとつ質問した。
あなたは20年前、彼女のような被害に遭われたことはあるかと。

悠衣は首を振る。

悠衣は、莉桜にこっちこないで、と言われたことを気にしている。
莉果と莉桜、自分の違いは何なのか。

直木と悠衣の違いも。
自分だけが生きてる。

直木は、堂々と幸せでいろよと言うが、悠衣には聞こえない。

魚住は、乗り移るでも何でもして、自分で伝えてください、という。

悠衣は、伝えてもらわなくても大丈夫、直木の言うことは全部わかると言うのだった。

 

第7回目はここまで。

100万回言えばよかった第7話の感想

いよいよ事件解決に近づくか…と思ったけど、なかなか進展しないね。

直木、しばらくあの家で状況を見てたらよかったのに…何か制約でもあるのかな。

ま、それで全部分かっちゃったらドラマとして面白くないというのは置いておいて…。

それより悠衣が心配か。

あなたとわたしの境界線

今回の題名「あなたとわたしの境界線」

これは…ほんとそうだね。

悠衣と直木の境界線は
直木の死によって引かれ

叶恵によって
魚住と直木の境界線が引かれ

それによって悠衣は、
魚住との間に境界線を引いた。

そして莉桜は20年前、
悠衣との境界線を引いた。

それは事情があって人為的だったり、運命的で抗えないものだったり、いろいろあるんだろうけど。

境界線もいろいろで、軽いものもあれば重いものもある。

あちらとこちら、どこでどう境界線が引かれるのかは、タイミングだったり、人の気まぐれだったり、ちょっとしたことの差だったりもするかもしれない。

理不尽すぎることもあるだろうけど、どうしてと言っても考えても、仕方がないことだったりもするし、いくら探しても答えは出ない。

やりきれないよね。

自分があちら側に入らなかったことが幸せなことでもあるかもしれないけど、だからといって手放しで喜べないというのももちろんあるんだろうね。

結局のところは自分で気持ちの整理をつけるしかないのだね…。

魚住の体調不良は直木のせいじゃないと思いたい

魚住が影響を受けているのは直木じゃなくて、原田弥生のせいじゃないかと思って、ずっと引っかかってるんだよね…。

原田は脳出血起こして亡くなったって言うし。
魚住が具合悪いときは頭痛とかだし。

事故で轢いて死なせてしまった宋の夫・祐鎮に魚住がとても似ていたから、そこに執着して付いてきたんじゃないかと思うしね。

その先に宋も居たし。(逆かな)

もちろん、魚住の能力もあり、宋の友人である悠衣との繋がりもあるからなんだろうけど。

 

だから何気に生気を吸い取っているのも、原田じゃないかと勘ぐる…

でも姉ちゃんは直木が原因だとはっきり言ってるんだよね。
共感力、強く繋がりを持っちゃってるから…って。

そんなに魚住が危ないなら、御札でもお守りでも持たせてあげて、と思うけど、その辺はないのだね。
(お寺ルールはよく知らない)

樋口幽霊はまだ寺に居たのか

樋口幽霊は叶恵の子どもの面倒を見ていた。
子守業、似合ってるね~って、なんだこの関係。
でも樋口幽霊は楽しそう。

叶恵に魚住と直木が馴染むとまずいと聞いたとき、自分も子どもたちと馴染んでいると話すと、樋口はほどよく存在が薄いからいい、と言われて軽くショックを受けていたよね…。

幽霊に存在薄いって言う。
それ、もうこの世に留まって居なくてもいいレベルに来てるんじゃ…。

樋口幽霊は便利に使われてるね。
でも本人が嬉しそうだからいい。

それにしても、お寺なんだし…定期的にお経とかあげるよね。
樋口幽霊はうっかり成仏しちゃわないのかな。

お経にも種類があるようだけど、定期の読み上げのお経は平気な部類なのだろうか。

お寺について、仏教や宗派についても全く知らないので謎なんですよ…。

魚住の災難…でも自分の体質

魚住の先輩の田島は、魚住が視えていることを知っているし、既に慣れている。

直木が近くにいるとき、何気に直木の方を見たこともある。

でもいつの間にか…魚住が休暇を出された後からか、どうやら署では魚住が視えるらしいということは広まっちゃったみたいなんだね。

生活安全課の村中(穂志もえか)にも、

いいですよ、もう、居るってテイで。
べつに怖くないし。

って言われちゃってる。

魚住と直木と樋口は、助かりますっ、て揃って頭を下げていたけど…。

居るってテイで…村中には魚住がどう見えているのだろう。
虚言癖とか、病んじゃったとか…それじゃ刑事は務まらないか。

普通に「視える人」という扱いでよさそうだけどなぁ。

目に見えない存在は居ないと考える人にとっては、テイでと考えないと理解し難いのかな。

 

私自身は視えないけど、見えない存在は居ると思うし、視えるという知人がいるので、そこは信じる。

けどよく考えると、魚住のようにまるで生きている人がそこに居るように話す人は見たことがないので…

そんな人が身近にいることを考えると、それはそれで気になるね。
テイで、と言った気持ちもわからなくないか。

悠衣の魚住への思い切り

さんざんお世話になっておいて、申し訳ないと前置きしたとはいえ…

直木とは会わないで下さい、うちにももう来ないでください。

そう言った悠衣だったけど、けっこうキツイ言い方だし、もう少し言い方があるだろうと思った。

けど…

失礼な言い方をしたと自覚している悠衣は、取り返しのつかないことになるといけないから…って、あえてそういう言い方をしたのだね。

そして悠衣は言っていた。

魚住さんには本当に感謝している…
楽しかったし。
ありがとうございました。

 

でもお礼を言われても、魚住はすごく寂しかったろうね。

魚住も捜査のためだといいながら、けっこう…いや、かなり楽しそうだったから。

魚住としてはやりきれない。

 

だってね、直木と会っちゃいけなくても、悠衣に会っちゃいけない理由は無いわけで。

でも悠衣としては、直木が会っちゃいけないとわかれば、自分もと思うし、やっぱり直木を取るんだよね。

もちろん、魚住にもしもの事があってはいけないからなわけだけども。

 

ま。また直後に会うことになるけどさ。

でもそのときには、悠衣と直木のことを思って、
乗り移るでも何でもして、自分で伝えてください、と言い切る魚住は腹をくくってたよね。

池澤怪しい…とのお知らせシーン

今回の一番最後のシーン。

池澤はぶどうのグミを食べていた。

これみよがしに、これだけのシーン。

もう完全に関わってる…関わってた?
いや、今もまだ関わってる…よね。

一度関わると逃げられないと言っていた。

運転手だけやっていて、他のことに関わっていないとは思えないしね…。

 

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