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2023年1月のドラマ
フジテレビ「忍者に結婚は難しい」
第7話のあらすじと感想です。
ネタバレしてるので、気にする方はお気をつけて～。
忍者に結婚は難しい第7話のあらすじ
蛍(菜々緒)と悟郎(鈴木伸之)は、互いに敵対する忍者の一族であると気付いたあと、一通り闘った末に、やはり相手が大切な存在だということに気付いた。
そして赤巻議員の件、チャリティーイベントの爆弾事件について情報交換をする。
小夜(吉谷彩子)は、例の防犯カメラに写る女性が蛍であると確信している。
しかし証拠がないため、祖父であり伊賀の総帥である城水(市村正親)には、まだ具体的な報告をしていない。
城水からは、風富家の後継者として、小夜が認めてもらわねばならないと言う。
蛍の妹・雀(山本舞香)がやっているSNSアカウント「しのびぃ」の書き込みに、脅迫めいたコメントがいくつも付いていた。
悟郎は、赤巻議員を殺した真犯人を自分たちで捜さないかと提案する。
真犯人が別に居れば、甲賀の女の潔白が証明され、蛍はお尋ね者じゃなくなる。
蛍が公園のベンチに座っていると、1人の男が話しかけてきた。山田だ。
山田は、蛍が落としたハンカチを拾う。
赤巻殺害事件についての調査協力依頼のカードを抜き取り、去り際に、敵はいつも見てますよ、と忠告する。
山田が去ると、小夜が近くに居た。
蛍と話したかったという。
小夜はあからさまに蛍に探りを入れる。
そして、離婚はしないのかと聞き、蛍は前向きな返答をするが、それでも小夜は、もし2人がだめになれば、自分が悟郎の隣に行ってもいいかと聞くのだった。
これに蛍は、悟郎に聞いて、と返す。
蛍は、小夜が甲賀の自分と伊賀の悟郎を引き離すと予告しに来たのかと考えている。
姉の楓(ともさかりえ)から、雀のSNSへの書き込みは、ただのストーカーではなく、伊賀なのではと心配する連絡が入った。
父が不在のため、蛍は雀を家に呼ぶことにした。
監視カメラの映像を熱心に見返す悟郎に小夜は、蛍とはどうなったのかと聞く。
悟郎は、離婚はしない、自分は蛍じゃないとだめだとわかったのだという。
悟郎が家に帰ると、出迎えたのは蛍と雀だった。
食事の後、お酒を飲んで寝落ちした悟郎をソファーに寝かせ、蛍と雀は話をする。
伊賀側では、イベント会場で爆弾を投げたウエイターは偽名だったことがわかった。
小夜が会場の防犯カメラ映像を見ていると、見た目は違うが、偽名のウエイターと同じ仕草をする、背格好の似た人物を見つけた。
悟郎は、寝落ちして目覚めたときに聞いてしまった話から、雀が爆弾を投げたウエイターであることに気付いてしまった。
そのことから蛍は、雀が「しのびぃ」であることや、通常の任務は自分ひとりで行っていることなどを悟郎に話す。
すると悟郎は、雀のストーカーは伊賀じゃないという。
悟郎が仕事を終えると、宇良(藤原大祐)が警察へ行くという。
聞けば、「しのびぃ」推しの宇良は、しのびぃにSNS上で付きまとっている人物の情報を掴んだという。
外出していた雀に、ストーカーが接触し、ナイフを突きつけた。
しかしそれは手裏剣によって阻止され、ストーカーはあっという間に、蛍によって撃退されたのだった。
何かあったときのためにと、悟郎の棒手裏剣を自分のカバンに忍ばせ、雀のスマホにはGPSアプリを入れていたという。
この騒動の一部始終を、小夜は見ていた。
小夜は音無(勝地涼)を呼び出して、全てを話す。
背の高い細身の甲賀の女と蛍は似ている。
偽名のウエイターと親しい。
そして男の倒し方と強さ、身体能力の高さ。
小夜は言う、伊賀の掟を破ったものには制裁あるのみ。
悟郎はご飯を作って蛍の帰りを待っていた。
蛍は感激している。
そんななか、蛍のスマホが鳴った。
出てみると、「運命」の曲が流れてきた。
甲賀では、この曲が流れてきたら
「危険だ逃げろ」の合図だという。
7話目はここまで。
忍者に結婚は難しい第7話の感想
ようやく悟郎と蛍が協力し合うことになった。
赤松議員の件の真犯人を捕まえれば、蛍のことを有耶無耶に…できればいいんだけどね。
小夜がいろいろ知りすぎちゃった。
小夜がどう出るかだよね。
悟郎のことは、かわいさ余って憎さ百倍…かもしれないしね。
音無も友人としてどう出るか。
小夜と音無は悟郎の幼なじみと言う前に、伊賀者だ。
友情を取るか一族の掟を取るか…。
どういう結末になるのかというのが一番気になるんだよね。
今回は雀のストーカーの話もあるんだけど、伊賀は絡んでないとあっさりわかるし、ストーカーもあっさり捕まって終わった。
これは単に、雀と宇良とを結びつけるための出来事だったよね。
ストーカーが捕まった後、雀は宇良に会いにNINNINへ行って、お礼を言ってるしね…しのびぃだと分かるように。
小夜の心と立場
小夜の蛍に対しての質問は、あからさますぎてかなり感じが悪い。
笑顔でいながら、敵意がむき出し。
以前小夜が、悟郎の本当の姿を知っているか、と蛍に聞いたことについて、
それはどういう意味かと蛍は質問した。
すると、昔、悟郎が好きだったと。
自分の方が昔から悟郎のことをよく知っているという、幼なじみマウントだと言う。
そして、離婚はしないのか、もしだめになれば自分が悟郎の隣に行っていいか…と。
一体この人は何をしに来たんだ。
蛍に対し、あなたの正体を知ってるぞ的な圧をかけた上で、恋敵に宣戦布告したということか。
なんにしても、悟郎の気持ちはそっちのけで、蛍が居なくなれば自分がもらうと言わんばかりで…
いや、悟郎があなたを選ぶとは限らないでしょ、と思うのだけど。
だから蛍の言い分は真っ当だと思う。
「それは悟郎さんに聞いて」と。
小夜にとっては、悟郎が他の人と結婚したことが悲しかったのだろうけど、その相手が甲賀者だったとなれば、余計に許し難い事なのだろうけどさ。
でも、伊賀が古いしきたりにならう一族ならば、下忍である家柄の悟郎と、上忍であり総帥一族の小夜とでは、どのみち一緒になれないのでは？と思うのだけど…。
未だ男尊女卑的な風習が残る一族のトップに、いずれは立たなければならないという、この人の立場を推し量ると、何処かにすがるところを見つけたいという思いがあるのも分かる…
蛍や悟郎も、忍者の末裔ということで、何があっても任務を遂行しなければならないという重圧から少しでも解放されたくて、一般人と結婚した(と思っていた)のだから。
結果はご覧の通り…だったわけだけど。
伊賀の松下という人物
松下という人物は、どうやら小夜を小馬鹿にしているらしい。
総帥の孫であり、次期総帥の座に座るかもしれない小夜だが、女性であるがために下に見ているのだろう。
赤巻議員の一件は、伊賀内部の人物がやったことなのではないかと思う。
赤巻が甲賀に殺害されたことにすれば、いろいろと都合がいいのだろう。
甲賀らしき人物(蛍)が防犯カメラに写っていたので、利用するにはさぞ丁度よかっただろうと思う。
なんでも甲賀のせいにしておけば、とりあえず通りそうだしね。
イベントの爆弾事件にしても、はじめはダミーを仕込んで甲賀をおびき寄せるとか言っていたのに、本物を使うことになったと小夜が知ったのは少し前で、予備の爆弾まであると知らされたのは直前のことだったと思う。
爆弾を本物にした本当の目的はどこにあったのか。
総帥の城水は確かあのとき、すべて松下に任せてあるから…と言っていた。
だから本物の爆弾を使うことにしたのは松下だ。
これまであまり伊賀の上層部にも触れられて来なかったけど、そのうち出てくるんだろうね…？
甲賀の姉妹、蛍と雀の詰めの甘さ
蛍も雀も、詰めが甘い。
防犯カメラに写ってしまっていたのは、まぁ、今のご時世仕方がないとしても、2人とも日頃の癖で正体がバレている。
蛍は片足トントンからの足首回し。
雀は前髪をいじる癖。
雀は「しのびぃ」としてSNSで人気が出ているが、正体がストーカーにバレたのは、声。
雀は顔を隠してはいるものの、音はそのままで、話し方からもバレバレだろう。
行きつけの店NINNINでバイトしていて、しのびぃのファンである宇良にバレないとしても、それはたまたま宇良が鈍いだけなのだ。
宇良の調査力が凄すぎて正体隠してるんじゃないか疑惑
宇良の調査力と情報収集力がすごい。
自ら忍者オタクだと公言しているが、実は忍者なんじゃないか、笑。
以前、音無の行方がわからなくなったときにも、SNSの情報と自分が音無から見聞きしていた情報を基に、音無の裏アカウントを特定していた。
今回宇良は、推しのしのびぃが危ないからと、アンチのフリをしてDMでコンタクトを取ってストーカーに取り入り、情報を得たのだ。
調査能力が高すぎる。
宇良は職場ではスマホばかり見ているし、注意しても揚げ足を取ってくる。
悟郎と音無の会話に、いちいち忍者を絡めて話をしてくるという、まさに忍者オタクといった感じがものすごくウザかったのだけど、ここ数話でずいぶん印象が変わった。
人のためにものすごく役立てる宇良。
職場での態度も、違う目でゆるーく見れば、自分に正直だとも言える。
この手の人物は是非真っすぐ育ってほしいものだよね。
その抜きん出た能力を悪用しないように。
というかこの人、忍者オタクとかではなく、本当に忍者でした～！という展開にならないよね？
親が話してなくて本人は知らなかったとか…伊賀だけど郵便局の伊賀者には知らされていないとか…
もしくは、実は甲賀者で、調査のために潜入していたとか…
なんかありそうだよね。
雀は忍者だけど、ただの忍者好きのフリして「しのびぃ」をやっている。
それと似た感じで、宇良も実は忍者だけど、ただの忍者好きな一般人のふりをしているとか…ありそう。
雀は意外と弱かった
甲賀の娘は3人とも、子供の頃は一緒に修行をしてたと言ってたけど、大人になってからはさっぱりやっていない、ということなのか。
雀がストーカーに襲われたとき、怯えて身動きが出来ないほど普通の人っぽいというのは、本当に意外だった。
しかしそれで、チャリティーイベントのときには任務を手伝うとか言って、爆弾を持ち出して空に投げてたからね…。
普段からそれらしいトレーニングも何もしてなくて任務を手伝うとか、危なっかしいことこの上ない。
蛍は雀のスマホにGPSアプリを入れていたと言ってたけど、本人の知らない間に勝手に入れてるのもびっくりだね。
いくら雀の身を守るためとはいえ、了解を得てから入れないかい…？
悟郎と蛍の夫婦仲は以前よりよくなっている
朝、蛍が目を覚ますと、悟郎が部屋の掃除をしていたことに蛍は驚く。
以前よりはずっと会話も増えているし、それは今のところは、お互いに解決しなければならないことが多いからだけど。
雀のストーカーが捕まった後には、蛍より先に帰っている悟郎が、料理を作って蛍の帰りを待っていた。
蛍が離婚を考えるようになったときの悟郎とはまるで別人だ。
悟郎は料理をして蛍の帰りを待つことで、これまでは帰る時間を連絡する意味がわからなかったようだが、料理にはタイミングがあるということがわかったと話した。
蛍は、自分も説明不足だったと言うが…
でもこれ、以前だったら説明したところで、あまりちゃんと聞いていないだろうなと思う。
説明したからわかるかというと、実はそうじゃないよね。
相手が聞く気で聞いていなければ、説明したところで本当の意味ではわからない。
右から左になるのがオチだ。
だけど今は違う。
今は、小夜の入り込むスキなんて全くなくなったのだ。
今週の山田の正体はどこかの営業マン
今週の山田は、船越英一郎さん。
社員証に第一営業部の山田清一とある。
蛍が渡した依頼用のカード…わかり易すぎでしょうよ。
視聴者にわかりやすい…んだけど、あれはいかんでしょう。
「赤巻殺害事件についての調査協力依頼」
と書いてQRコードが貼りつけてある。
この紙飛んでったらアウトでしょう。笑。
あまりにもろだしすぎるので、
もうちょっとわかりにくくとか、暗号化とかしてくれよと思うよね。
それにしても蛍たちは、どうやって山田を呼んでいるのか、それが謎ですよ。
指令を届けられるときには、蛍の行動範囲に山田が出没するわけだけど。
ちなみに、あのQRコードはちゃんとスマホ読めます。
このドラマの公式ページへ飛んでいく。
今週のエンディング漫画は結婚式
今回は、2人の結婚式のエピソード。
蛍は天涯孤独の一般人という設定だったから、姉妹と父は式に参加していない。
でも覗きには来ていたみたいだね。
ところで、悟郎の両親は来ていたのだろうか。
ずっと悟郎の両親の話って出ないんだよね。
先週のエンディングでは、一般人との結婚に反対する父親のメッセージだけが、スマホに表示されて出ていたけど…どうなってるのだろうね。
悟郎が次男とか三男ならまだ見逃されるかもしれないけど、長男なら…やっぱり一般人と結婚することは、後継ぎとか、いろいろありそうだけどね…。
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