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大病院占拠、第1話の感想…主人公はポンコツではなかった

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

大病院占拠#1のあらすじ&感想
2023年1月開始のドラマ
日本テレビ「大病院占拠

第1話「大占拠」の感想です。

 

このドラマを見始める直前まで、
櫻井翔さんが主演ということで
ドラマのイメージとなんとなく合わない
かな~という感じがしていて、

見なくてもいいかな、と思っていたの
ですよね。

なぜなら正月に、櫻井翔さんが出演する
ドラマ…というか、映画の番宣で
三回にわたって特番が組まれており、
何気なくそれを見ていたからなのですよ。

ドラマ好きの人にはもう分かるでしょうね。

 

櫻井翔さんは「ネメシス」のポンコツ探偵、
風真尚希のイメージが強すぎた。

それに加えて、特番のまったり感…笑。

だけど第1話の放送後にTwitterでトレンドに
上がっていたので気になり、ツイートには
面白いというコメントが沢山並んでいたので
見てみることにしたのです。

 

てことで、ここからあらすじと感想を
書いていくのですが、ネタバレを含んでいる
ので苦手な方はご注意くださいな。

大病院占拠、1話のあらすじ

神奈川県警捜査一課強行犯係の刑事である
武蔵三郎(櫻井翔)は、ガソリンスタンドの
人質立てこもり事件の連絡を受け、現場に
急行した。

指示を受けてSISの到着を待つ武蔵だったが
犯人が人質に危害を加えようとしたために
発砲。

人質は無事だったが、店内には灯油がまかれ
ており、犯人が倒れ際に落としたテーブルの
灰皿のタバコから引火。

突入した武蔵は、炎に巻かれる犯人を
助けようとして自らも火傷を負った。

 

武蔵の判断は間違いではなかったのだが、
結果として犯人は死亡。
武蔵はそのときの犯人の顔が忘れられず
悩み、精神的に追い詰められていた。

 

これが一年前のできごとである。

休職した武蔵は、別居中の妻・武蔵裕子
(比嘉愛未)の勤める界星堂病院の精神科に
通っており、この日も診察の日だった。

界星堂病院は最新の設備を整えた大きな病院
で、神奈川県知事が視察に訪れていた。

 

武蔵が病院のトイレの洗面所で薬を飲んで
いると、妙な電子音がすることに気がつく。

清掃道具を収めている個室を覗くと、
紙袋の中に爆弾が入っていた。

咄嗟に退避する武蔵だったが、爆弾が爆発。

携帯電話は圏外。
武蔵は駆けつけてきた病院の警備員に
無線を借りた。

 

犯人たちは鬼の面を被り、武装している。
界星堂病院の駐車場から侵入してきた鬼たち
は、警備室に入り、電話線を切断。
病院システムをロックダウンし封鎖した。

そして銃を乱射しながら院内の人々を威嚇し
各フロアの広場に集めた。

病院は制圧されたのだ。

 

神奈川県警本部長である備前武(渡部篤郎)は
SIS管理官である和泉さくら(ソニン)に
指揮を一任。
現場指揮本部の立ち上げを命じた。

武蔵は同期で出世頭の和泉に無線で連絡、
界星堂病院の中に居ることを告げて
現状を報告する。

 

鬼たちに犯行の理由を質問し、
思い直すように言う武蔵の主治医・常陸が
射殺され、一人目の犠牲者となる。

その直後、武蔵の妻・裕子は入院患者たちを
開放するように願い、これは聞き入れられた
のだった。

 

残りの人質は知事を含む14名。

人質たちは個室へ移され、スマホとともに
名前と暗証番号を提出させた。

鬼たちは百鬼夜行ちゃんねるを立ち上げ、
動画を配信する準備をする。

 

武蔵が人質の居場所を特定しようと
本部の静止も聞かずに飛び出すと、
鬼たちに見つかって追われ、
前方には大量のドローンが迫っていた。

1話目はここで終わり。

大病院占拠、1話の感想

ドラマを見ていると何故か唐沢寿明さんが
頭を過るので何故なのか調べてみると、

今回のドラマは「ボイス 110緊急指令室」の
制作メンバーが携わっているということで
納得した。

映像の雰囲気や見せ方からそう感じたのかも
しれない。

この「大病院占拠」の原作はなく、
オリジナルということです。

これってダイ・ハードですか

ドラマを見つつ思ったのが…

これって、ダイ・ハードだよね。

ブルース・ウィリス演じる刑事マクレーンが
別居中の奥さんに会いに行ったら
そのビルが武装集団に占拠されちゃって、
マクレーン刑事は警察無線で通報。

無線を受けてやってきた巡査部長のパウエル
と協力して敵をやっつけてしまう…という、

主人公がけっこうメチャメチャ凄い、
よくあるアメリカンヒーロー的なお話し。

ちなみにダイ・ハードの悪役は、
ハリー・ポッターでセブルス・スネイプ先生
を演じていたアラン・リックマンさんですv

 

今回の「大病院占拠」のストーリーは
1話目を見る限りはダイ・ハードに似た感じ
を受けたのだけど、まだ鬼たちの要求が
何なのかがわからない。

それでもまぁ、武蔵が鬼に見つかったし
人質の中に奥さんがいるとなれば…

ダイ・ハード同様、武蔵をあぶり出すために
鬼が奥さんを出してくることは免れないのかな。

 

そしてもうひとつ。
マクレーンに協力するパウエルはトラウマを
抱えており、人を撃つことができなかった。

今回の主人公・武蔵はトラウマを抱えている
が、武蔵もパウエルと同様なのではないか。

武蔵三郎(櫻井翔)は意外としっかりしている

このドラマは始めから物々しく、
いきなり結構な惨事から始まった。

主人公である武蔵三郎(櫻井翔)は、
勇敢な刑事で人命を守るためには
無茶もする。

そんなよくあるヒーロー像
そのままだったのだが…

それは過去のできごと。

現在は「え、大丈夫なの?」という状態で、
冒頭の事件から精神的な傷を負ってしまった
武蔵は、右腕に火傷の痕、精神的にも
ダメージが残り、ときおり手が震えている。

 

しかしそれにしては、1話目ですでに
けっこうな感じで動き回っている。

右手の火傷の後遺症とか精神的なダメージ
とかをあまり感じさせないよね。

たびたび手が震えていること以外は。

SIS管理官の和泉さくら(ソニン)

SIS管理官の和泉さくら(ソニン)は、
武蔵の同期であり、出世頭である。

和泉は冒頭の事件でも指揮官であった。

 

和泉役のソニンさんは元々歌手で、
よくテレビに出演していた頃のイメージが
強かった。

でも、とあるドラマのゲスト出演から、
私の中のそのイメージは覆された。
(そのドラマも「ボイス」だったのかな?)

たしか、精神的に追い詰められた母親の役
だったのだけど、その真に迫るような演技に
すごい迫力を感じて、見ていて「こわい」と
すら思ったのだ。

そして今回の役柄。
はまり役だと思います。

武蔵の主治医・常陸と解放される患者

病院が占拠され、人質が各フロアに
集められたとき、鬼たちに物申しちゃった
武蔵の主治医である精神科医の常陸。

この常陸は鬼に射殺されるのだが…

撃たれ方がかなりひどい。
鬼は至近距離から何発も撃ち込んだ。

武蔵も本部への報告に
「おそらく即死だと思います」と伝えた。

あれほどの数を撃つ必要は無いだろうに…。

 

そして次に物申した武蔵の妻である外科医の
裕子は、犯人曰くの「運がいい」ということ
で、弾が切れていて助かる。

その後、鬼は裕子の願いを聞き入れ
患者らを開放した。

 

一人は無惨な殺し方をし、
しかし大勢の患者は開放する…。

その両極端は不思議な感じがする。

そして占拠時にも、銃を乱射して脅しを
かけてはいるが、だれも負傷してはいない。

すると、鬼たちはやはり脅しをかけるために
常陸を見せしめにしたと見せかけているだけ
ではないのかと思える。

常陸はすぐに運び出されて遺体は行方が
知れない。
常陸が生きているのだとすれば、
それは犯人の仲間だということになる。

鬼たちの目的と動画配信

鬼たちは、百鬼夜行ちゃんねる、という
動画配信を準備しているようだ。

そしておそらく直接の関わりがなさそうな
イナバウアーちゃんねる、という
動画配信をしている因幡由衣(明日海りお)は

病院が占拠される前に、病院の不祥事に
ついての情報提供者から、界星堂病院の
地下駐車場に来るよう呼び出されている。

 

鬼たちの目的と、病院の不祥事に関わりは
あるのか。

鬼たちは少なくとも、神奈川県知事の視察に
合わせて病院を占拠している。

鬼たちの動画配信は、犯行を配信するためか
病院の不祥事を暴くためのものなのか…

 

鬼たちは患者を開放しているため、
犯行を配信したいという目的はないだろう。
だとすれば、病院の不祥事に関わることか。

それとも、他の目的があるのだろうか。

 

一方のイナバウアー因幡は、誰にわざわざ
病院の地下駐車場に呼び出されたのか。

因幡が呼び出された目的は何か。
そしてこのタイミングだったのは
偶然なのか、わざとなのか。

 

それにしても毎回思うのだけど、
事件もののドラマって何故か神奈川県が
多いんだよね。

意味ありげな人々

ところどころで、何かありそうな人物が
映し出される。

 

  • 院長の播磨貞治(津田寛治)と
    院長秘書の石見カナ(中村映里子)

秘書のカナからの
「パーティーは夫婦同伴でよろしかった
ですか」との確認メールに、
院長は秘書のカナをチラ見する。

そして人質になったときにも院長は
カナを見ている。

はじめはカナに持病でもあって気遣っている
のかと思ったが、しかしこの流れを見ると、
まぁそんな仲なのかな、と勘ぐってしまう
のだが…

この関係が人質になっているうえで何か意味
はあるのか、はたまた鬼に利用されるのか。

 

  • 病院の清掃員らしき三人の男

病院が占拠される前から、たびたび清掃員
らしき制服を着た人物が映される。

一人は足を引きずり、電波の遮断器やら
爆弾やらを仕込んだ人物。
これは当然ながら鬼たちの仲間。

爆発後に武蔵の近くで転がっていた清掃員は
本物の清掃員でしょう。

 

次の一人は泣いている子どもに声をかけて
アメをあげていた人物。
この人物は、武蔵が何気なくぼーっと顔を
見ているのだが、のちに何かあるのだろうか。

 

もう一人は、スマホを提出させるときに居た
人物。胸に(株)神奈川清掃と書いてある。

この人物はスマホの提出をためらっていた。
スマホに見られて困るものが入っていると
したら、病院の不祥事に関するものか
それとも…

清掃員はゴミを回収したり、各部屋の出入り
などができたりすることもある。
何か秘密を知ってしまうということもある。

あるいは意外と、犯人の仲間か協力者なんか
だったりするのかな。

 

なんにしてもまだ第一話目。

これからどう展開していくかですね。

 

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