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2023年1月開始のドラマ
日本テレビ「大病院占拠」
第5話「大救出」のあらすじと感想です。
ネタバレを含んでいるので、ご注意を。
大病院占拠、5話のあらすじ
武蔵夫妻の娘・えみり(吉田帆乃華)は人質にされ、冷凍庫の中に入れられていた。
えみりがさらわれた付近に、SIS捜査員・相模(白洲迅)が倒れているのを発見した武蔵(櫻井翔)。
相模の証言から、紫鬼がいたと言う。
付近の防犯カメラから、えみりをさらった車のナンバーを割り出し追跡する武蔵は、えみりが冷凍トラックに乗せられていることを突き止める。
青鬼の身代わりで警察に撃たれた外科部長・佐渡(飯田マサノブ)の出血が多く、命が危ない。
関係ない人物は傷つけないという約束だったと灰鬼(水橋研二)は言い、だから人質が反抗しないように、心療内科医・常陸(灰鬼)が見せしめで最初に撃たれた芝居をしたのだ。
青鬼は武蔵の妻・裕子(比嘉愛未)に佐渡を助けるように言い、配信で血液とオペ経験のある医師または看護師を1名要求する。
警察が用意した血液と看護師が招き入れられ、鬼たちが入り口で検査をすると、保冷バッグの中の盗聴器が発見、壊された。
そして手術は始まった。
イナバウアーチャンネルが動き出した。
因幡由衣(明日海りお)は、院内の状況を配信する。
鬼たちは百鬼夜行ちゃんねるのコメントからこれに気づき、院内に居るはずの因幡を探す。
指揮本部では、えみりの画像がフリーズしたことから、電波状況の悪い地下へ移動した可能性と映像の音声から、あるホテルの駐車場を割り出した。
そこで武蔵はトラックを見つけ出し、無事にえみりを救出することができた。
鬼たちが手術室に乗り込んできた。
青鬼は、看護師として入り込んだのは警察官だと言い、もう一つの盗聴器の存在を聞くが、言わない警察官の肩を撃つと、鬼たちは揉めだした。
しかし青鬼が血液パックの中の盗聴器を発見して壊すと、引き揚げて行くのだった。
もう一つの盗聴器が発見されたことで、本部では内部にスパイが居る可能性を疑う。
手術を終えた佐渡と肩を撃たれた警察官は、解放されて病院から出た。
因幡が鬼たちの前に姿を現し、自分にも武器がある、と鬼の素顔が写っている動画を見せる。
因幡が青鬼にインタビューを取らせてほしいと言うと、青鬼は因幡にコラボすることを持ち掛けるのだった。
えみりを救ったホテルの地下駐車場で、院長(津田寛治)の播磨が写る映像が流された。
そのタイミングで青鬼は、午前5時までに、播磨院長がホテル オシマで犯した罪を暴くようにと要求する。
現在、深夜1時半。
青鬼は仲間の鬼たちに、ここからが本当の闘いだと言い、全員が鬼の面を取った。
5話目はここで終わり。
大病院占拠、5話の感想
今回で病院内に居る10人の鬼の正体…というか、素顔が全員わかった。
でも名前がわかっているのは3人。
うち、鬼になった理由がわかっているのは緑鬼1人。
灰鬼と桃鬼はまだ不明。
理由の一面がわかっているのは橙鬼と茶鬼の2人。
白鬼と黄鬼は子どもを失くした夫婦っぽい。
武蔵の娘・えみりをさらった紫鬼は全くの不明。
あとは、警察本部内にいるスパイが誰なのか…ということだね。
そして鬼たちの一番の目的はこれからだということらしい。
界星堂病院の院長、播磨の罪
鬼たちは武蔵に、次は院長の罪を暴けということだけど、またろくなことじゃないんだろうね。
前回も、病院か院長の罪を告発しようとした同院の医師を、口封じのために殺害しようとして…結果的に直接手を下したのは秘書だったけど。
そして呼吸器内科医・土佐の罪を知りながら見逃し、それをネタに脅して死因を偽装させた。
本来なら土佐の罪を白日のものに晒すとか、警察に届け出るとか…なんとでもできるだろうに、知っていながら利用できると見逃していたわけだ。
しかしまだそれ以上の罪が院長にあるということなんだよね。
青鬼曰く、奥ゆかしい罪だそうで…
罪に奥ゆかしいも何もあるのかよ、と思うけど、言葉の意味から考えるに…なんだろ。
誰かの尻拭いで隠蔽工作とか…それなら土佐とやってることは似たようなものだけど、その罪は院長自身が主としてやっているのか、誰かの罪を手伝う形でやっているのかというのも重要だよね。
流されている映像を見ていると、院長がリネンカートを押して奥から出てきているから、あの中には…
きっとろくなモノが入っていないのでしょう。
スーツ姿でリネンカート引いてるのは、とても不釣り合いだね。
人を使ってではなく、自らやっているということは、組織的ではなくて個人的にやっていることなのか…？
だとすると、院長の罪と、病院自体の罪がまた別としてあるということなのかな。
以前、院長と事務長がなにやら話していたことは、病院に関わることだろうからね。
イナバウアー由衣が動きだした
ようやく因幡由衣が動きだした。
銃を持っている鬼たちの前で、えらく堂々としているけど…肝が座りすぎ。
本当にこんな人が目の前に居たら惚れるわ。
本来、因幡がこの日に病院の駐車場に来たのはメッセージがあったためで、たまたまじゃないんだよね。
病院の不祥事について、情報提供者から界星堂病院の地下駐車場に来るようにと呼び出されて来てみたところ、この病院が占拠された。
そのメッセージを送ってきたのは、この病院の内部の人間か鬼の誰かなんだろうと思う。
両方だとすれば心療内科医の常陸だけど…
因幡が出てきたとき、鬼たちは口々に話しをしていたけど、青鬼は冷静だった。
青鬼は何か知っているのか、あるいは青鬼自身が呼んだのか？
思ったほど時間が経っていない
事件発生からどのくらい経ったのか…
午前中に病院が占拠されて、もしかしてまだ一晩も経ってない？…だね。
この回の放送終了時で午前1時半。
院長の罪を暴くまであと3時間半。
そうか、すごい濃縮された日だね。
どおりで誰もご飯食べないし、人質もトイレ1回しか行ってない…いやむりだわ、具合悪くなりそう。
どのみち、みんな不眠不休で大変。
そろそろ、フラフラで頭が回らない人が出てきてもおかしくないよね。
武蔵の口癖はあれでいいのか
武蔵はたびたび「うそだろ…」って言ってるけど、この口癖ってなんか…やっぱ聞くたびに萎えます…。
武蔵はけっこういろいろな事に気づくし、率先して事件解決をしていくんだけど、この口癖はなんかね。
今回も「えみりを誘拐したのは、ここにおびき寄せるため？うそだろ…」って言ってるんだけど、まぁ、鬼たちの計画性と周到さには驚くばかりだろうけどね。
爆破されても、爆風を受けても、何かあるたびに、うっそだろ…
武蔵は驚きのたびにそう言ってる。
でもこれが「まじか…」でもちょっとなんか締まらないね。
「おいおいおい…」とかでもなー。
なんかお調子者みたいだしね。
結局「うそだろ…」がいいのかな。
5話目にしてまだ何故か、これには慣れない。
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