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罠の戦争、第6話のあらすじと感想…鶴巻の余裕と抗う鷲津

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罠の戦争#6のあらすじ&感想
2023年1月からのドラマ
カンテレ「罠の戦争

第6話のあらすじと感想です。

ネタバレを含んでいるので、ご注意を。

罠の戦争、第6話あらすじ

鷲津(草彅剛)は蛍原(小野花梨)と蛯沢(杉野遥亮)に、泰生(白鳥晴都)の件の隠蔽を指示したのは鶴巻幹事長(岸部一徳)だと話し、鶴巻の秘密をつきとめて言わせるしかないと考え、2人に協力してもらう。

鶴巻は月に2度、絶対に予定を入れない夜があるという。

 

犬飼が失脚し、秘書になった一番の理由がなくなった蛯沢に、鷲津はこの先どうしたいかと聞き、もし大学院で植物の研究に戻りたいならそうできるよう考えると話す。

 

幹事長は6時に党本部を出る。
鷲津、蛯沢と蛍原は、スマホのGPSで居場所を共有し、二手に分かれて尾行することにした。

しかし鷹野(小澤征悦)から鷲津に、急遽会合をすると誘いがあり抜けられない。

幹事長が党本部を出てくると、蛯沢たちは車で尾行をはじめるが、ばれていた上に逆に写真を撮られてしまった。

 

翌日、蛍原は昨夜の尾行の報告をするが、鷲津は貝沼(坂口涼太郎)から受け取った来週の予定表と午後の資料に目を通し、聞いていなかったと謝る。

蛍原は、あのときも忙しかったんですね、と机にしまっていた蛯沢の兄・浩輝の陳述報告書を鷲津に渡す。

犬飼が体調不良でスケジュールが全部飛んだ日、鷲津は調整で忙しく、ゆっくり話を聞く余裕はなかった上、犬飼に報告するタイミングもなかった。

鷲津は全然覚えがないと言うが、聞いてよかったという。

 

鷲津は鶴巻幹事長に呼び出された。

鷲津は泰生の事件を隠蔽させたのは幹事長か、としつこく聞くが、市議に500万配ったことが表に出たら…と鶴巻は脅しをかける。

あれは幹事長の指示だが、命じた証拠はない。

 

可南子(井川遥)は鴨井(片平なぎさ)と共に、ある施設を見学しに来ていた。
女性の支援活動を行っており、DVの被害者をかくまう活動もしている。

そこへ男が入り込んできて、妻と子どもを連れて帰ると息巻き、責任者を出せと言う。
若い女性の責任者が対応すると、ふざけるなと男は刃物を出してきた。

しかし厚生労働大臣の鴨井ゆう子が名乗り出てくると、途端に男は大人しくなり、言われるがまま帰っていった。

女を下に見るやつほど、肩書で態度が一変すると鴨井は話す。

政治の世界が一番の男社会。
ちょっと出世すれば嫉妬される。
女だからと言いたい放題で、悔しいからトップに立ってやろうと決めた。

そして女性が当たり前に活躍できる社会を作りたいと言う。

可南子は以前、力が足りなくて悔しくてNPOを離れたと話すと、鴨井はあなたのような人に、ここの活動を手伝ってほしいと笑顔で話す。

 

議員会館ロビーで鷲津は呼び止められる。

千葉で工務店をやっている猪原という男は、経営が苦しく融資先を見つける手助けがほしいという。

鷲津は古い付き合いのある銀行の支店長を紹介し、自分の名前を出せば話は聞いてくれる、と自分の名刺を渡した。

丁度、蛍原と蛯沢が見ていた。
蛯沢は、兄も鷲津に会えていれば死なずに済んだのかなとつぶやく。

 

再び鶴巻の秘密を探ろうと尾行する。
蛯沢たちの車はやはり途中で巻かれ、続いて鷲津が追うが、検問に引っかかり、鶴巻の車は先へ行ってしまった。

幹事長が目的の場所に到着すると、そこへ熊谷記者(宮澤エマ)がバイクで到着、鷲津に位置情報を送る。

本気で鶴巻を探ると知った熊谷が、鷲津に協力したのだ。

 

翌日、鷲津は鶴巻幹事長に話しに行く。

月2回、幹事長が自宅まで極秘に訪ねる相手は、赤坂にクリニックを持つ開業医、虎川医師。

体調に不安でもあるのかと鷲津は問うが、虎川氏はただの友人で、月に2回チェスを打つ仲間だと言い、鶴巻は余裕を見せる。

それでも息子の件を聞く鷲津に、やはり鶴巻は選挙中の金のことで脅しをかけるが、鷲津は議員なんていつでもクビになる覚悟だと言う。

幹事長は、まだ君は権力というものがわかってないと言い、鷲津には期待している。
しかし境界線を越えたら、容赦しないと。

 

竜崎総理(高橋克典)の秘書・猫田(飯田基祐)が鷲津に声をかけてきた。

鷲津の息子の件を聞いたという竜崎は、その日の鶴巻の事を猫田と話す。

犬飼のパーティーのあと、鶴巻は急に予定をキャンセルし、会食の予定を飛ばして党本部に急ぎ戻った。
そして早朝まで幹事長室に閉じこもっていたという。

竜崎は、誰と密談してたんだろうね、と。

 

鷲津が事務所に戻ると、以前陳情に来た猪原から、融資を受けられたという連絡があったと、蛯沢が嬉しそうに報告する。
そして蛯沢は、鷲津に付いていくという。

鷲津は蛯沢の兄のことを言いかけるが…
何も言わず、自分も頑張るから、これからも頼むと言うのだった。

 

翌日、鷲津は総務局で防犯カメラの映像を確認し、見つけた。

幹事長が庇ったのは、鴨井大臣だった。

 

第6話はここまで。

罠の戦争、第6話の感想

今回ついに、鴨井大臣が鷲津の息子・泰生の事件の大元に居るということがわかったわけだけど…。

これは大変だね。

鴨井は鷲津夫妻にとって、これまでとてもよくしてくれる人であったわけだから…。

それにしても長かった犯人探しに、ようやく先が見えてきた。

葬式チャンスって…犬飼節がよみがえる

政策秘書になった貝沼が鷲津に、地元紙の訃報欄を差して、日程の合うところに顔を出してと言っていた。

犬飼が葬式チャ~ンス、と言っていた議員の仕事のひとつらしいんだけど…

会ったことがなくても葬式に行く。

会ったことがなくても、国会議員に来てもらえたら嬉しいものだと貝沼は言ってたけど、そんなものなんだろうか。

なんか目的があるんじゃ…と思っちゃうよね。実際、あるわけだけど。

とにかく名前と顔を売るためにいろいろなことをやるんだね。

1年で一千人の党員を集める義務があるだとか、聞いただけで凄い…たいへん。

なんだかんだで大変だから、結局多忙になって重要なことは人任せになったり、手っ取り早く人やお金を集めるために汚いことをしたりするのかな…?

そんな人ばかりではないと思いたいが。

なんか、何のために議員やってるのかわからなくなる人も居たりするのではないだろうか。

議員は自分の仕事を中心において、雑務は秘書とかがやると思ってたけど、メインの仕事まで秘書がやってたり、人集めに議員が奔走しなくちゃいけないだとか、なんだかね…。

世の中、おかしなことは沢山あるね。

鷲津を気遣ってくれる鷹野

鶴巻を尾行しようというときに、鷹野から急遽、会合の誘いがあったわけだけど、まさか鷲津を引き留めるためにわざわざ会合を開いたということでは無いよね…?

あれだけの準備を即日では難しいから、さすがにそのためだけではないだろうけど。

ネット配信の新人議員の紹介番組でも、鷹野は鷲津に話を振ってくれて、目立つようにしてくれていた。

陰ながら応援してくれたり支えてくれたり情報を流してくれたり…

鶴巻に目をかけてもらっているような人でありながら、友人とはいえ、無茶をする鷲津にとてもよくしてくれる。

この人は是非、このままの人であってほしいな。

鶴巻幹事長の余裕と怖さ

鷹野も怖い人だという鶴巻幹事長。

鶴巻には竜崎総理も頭が上がらないというほど、力を持っている存在。

鶴巻は何にしても余裕があるよね。

鶴巻は署長に、圧力をかけたのが自分だと、いつかわかるだろうから教えてもいいと言っていたらしい。

バレたところで、どうということもない、と考えるのは、先手を打っていたからで。

選挙のときに金を渡したのは、何かがあったときのための布石ということなんだね。

あの署長について鶴巻は、口が軽いよね、彼は署長に向いていない…
なんて言ってたので、あの署長はどうなることやら。

鶴巻は何にしても、自信があって余裕がある。

人に優しげなことを言ったりするけど、それに甘えてしまうと足元をすくわれかねない、まさに怖い人。

演ずる岸部一徳さんの話し方とか好きなんだけどね。

鴨井大臣の思い

鴨井大臣は男社会の政治家たちの中で、大変な思いをしているのだろうね。
女だからだと言いたい放題言われて。

悔しいからトップに立ってやろうと決めたと話す鴨井は、正直だ。

トップに立って女性が当たり前に活躍できる社会を作りたいというのも本当だろう。

男社会での女性差別は根強いよね。
女性なら誰しもが多かれ少なかれ、何かしらの経験が有ると思う。

腹が立つし、思い出したくもないので、ここでは例を上げないけど…。

悔しいからトップに立つというのは、わからないではないけど、それでトップに立たれても…とは思う。

本当に国を良くしようという思いの中での悔しいから…ならいいんだけど。

いつの間にか目的がすり替わっていなければいいけどね。

捨て身の人が一番強い

捨てるものが何もない、肩書も、地位も名誉もなにも要らないという人が一番強いよね、失うものがないから。

鷲津は、息子が第一だと決めた。
家族が一番なので、それ以外は捨ててもいいと言ってしまえば、弱みも何もなくなってしまう。

でもそれはそれで、家族が弱みになっちゃうのだけど。
でもそれは皆そうだよね。

 

それにしても、車で尾行するとき、すぐ後ろに付いたら信号待ちのときにでもすぐバレるよね…真後ろの車って、バックミラーから見ると丸見えだもんね。

見ていて、おいおい、って思った。
顔バレしてる2人が前に乗ってるのは、まずいでしょうよ。

案の定、あっさりバレてしまった。

顔バレしている人が尾行をするのもある意味、捨て身じゃないとできないよね。

竜崎総理と鶴巻幹事長

前回は深読みしすぎてしまったけれど、
鷲津を利用するというのは、結局こういうことだよね。

竜崎は鶴巻を潰したくて仕方がない。
鷲津を利用して鶴巻の弱みが出てくれば願ったり叶ったりだ。

それで鷲津に情報を流して協力する。

必要であれば、自分の名前を出してもかまわないと言うくらいに。

幹事長の横暴には自分も手を焼いていると竜崎は言っていた。

竜崎が直接手を下さず、潰れてくれればそれでいいのだろう。

竜崎が総理になれたのは鶴巻のおかげって話だったと思うけど、それでも邪魔だと思うのはどうしてだろう。

いろいろしがらみとか多そうだが、イヤな世界だね。

 

どうでもいいけど、秘書の猫田さん。
やっぱ猫田って名前かわいい。

猫田さん演じる飯田基祐さんも、まるごとかわいく見えてしまうのは不思議…。

 

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